(『天然生活』2023年1月号掲載)
在田さんのシンプルな段取り 01
青汁スムージーでスピード朝ごはん
→時短になり、心のお守りにも
朝の青汁スムージーは、夫婦で10年以上続けている習慣。
シート状の冷凍青汁を使い、果物の甘味だけでシンプルに仕上げます。
「食べるのがゆっくりなので、ごくごくっと飲むことで時短になりますし、身体も目覚めます。朝に野菜や果物を摂っているから、お昼は簡単なものでもいいか、という安心感も得られるんです」
在田さんのシンプルな段取り 02
ルンバ+ほうきで掃除
→ながら作業で時間を有効活用
掃除は朝食後にテレビを観ながら、ながらでするのが習慣。
「ルンバも使いますが、階段のお掃除や、さっとすませたいときは北欧のブラシメーカー、イリスハントバーク社のほうきとちりとりを。音楽を聴きつつお掃除できるので気に入っています」
コシのある馬毛が、ほこりをしっかりキャッチしてくれるそう。
在田さんのシンプルな段取り 03
水出し紅茶をお供にメール確認やブログ更新
→朝の静かでリラックスした環境での作業がはかどる
出勤前に、メールの確認やブログ更新などのパソコン作業を。
ガラスポットには、芦屋の紅茶専門店「ウーフ」の茶葉を使った、水出し紅茶がたっぷりと。
「コーヒーを豆から挽いて淹れるのも好きですが、忙しいときは、水出し紅茶がすぐ飲めるのでお気に入り。熱湯で淹れるより、カフェインや渋みが抑えられるとも聞きました」
在田さんのシンプルな段取り 04
旬のものとお気に入りの市販品を上手に活用
→手間をかけずに、健康的でおいしいものを
ウィークデーの夕食は、さっと用意できる簡単なものが基本。
「芦屋のイタリアン『ラッフィナート』が、新たに始めたお総菜屋さん『ロスティッチェリア ラッフィナート』に仕事帰りによく立ち寄ります。ローストビーフに葉野菜を添え、パスタソースにはなすやきのこなど、旬の野菜を足すことでボリュームも出て健康的に」
在田さんのシンプルな段取り 05
清潔さが保てるクロスで後片づけ
→気持ちがいいから、隅々まできれいにしたくなる
長年のストレスだった、食器洗いスポンジや台ふきの雑菌や汚れ問題。
スポンジ代わりにスクラブクロスを、台ふき代わりにカウンタークロスを使うことで煮沸消毒の手間を省き、捨てる前に隅々まで磨いて清潔さをキープ。
億劫に感じていた食器ふきも料理家の渡辺康啓さんと考案したリネンクロスなら使いやすいので楽しみに。
〈撮影/大段まちこ 取材・文/野崎 泉 構成/鈴木理恵〉
在田佳代子(ありた・かよこ)
リネン、コットン、リバティプリントなどのオリジナル生地を製造販売する「CHECK&STRIPE」主宰。現在、神戸、芦屋、自由が丘、吉祥寺、鎌倉、軽井沢に店舗がある。ハンドメイドと暮らしにまつわる楽しみがテーマのウェブマガジン、「ヌーヌーブックス」も好評。
インスタグラム@labmi
https://checkandstripe.com/
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです