• 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、「蒸しにんじんの塩麹和え」のつくり方を教えていただきました。にんじんは蒸すと甘味がぐっと凝縮。塩麹のまろやかな塩味がにんじんの甘味を引き立てます。つくりおきもできるので、にんじんをたくさん使いたいときにもおすすめです。

    冬の甘いにんじんを味わう、体にやさしい「つくりおき」

    皆さま、こんにちは、榎本美沙です。

    今月は、この時季おいしい「野菜が主役の冬おかず」をご紹介しています。

    今回は、甘くておいしいにんじんを丸ごと1本使ったつくりおき、鍋で手軽に蒸す、「蒸しにんじんの塩麹和え」のつくり方です。

    塩麹のまろやかな塩気が、にんじんの甘みを引き立ててくれます。

    この時季の蒸し料理は、調理している間も部屋が温まり、心地よい料理時間になる気がしています。

    「蒸しにんじんの塩麹和え」のつくり方

    画像: 「蒸しにんじんの塩麹和え」のつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ● にんじん1本(200g)
    ● オリーブオイル大さじ1
    ● 塩麹小さじ1

    つくり方

     にんじんは7mm幅の輪切りにする。

    画像1: つくり方

     鍋ににんじん、オリーブオイル、水1/4カップを入れる。ふたを少しずらしてのせて中火にかけ、煮立ったら弱火にして10分加熱する。

    画像2: つくり方

     にんじんに竹串をさしてすっと入れば、にんじんを取り出して塩麹をあえる。清潔な保存容器に入れる。

    画像3: つくり方

    ★ポイント

    ・冷蔵庫で3〜4日保存可能です。

    ・蒸し汁はスープなどに加えてどうぞ。


    さて、来月はまだまだ寒いこの時季にぴったりな「鍋に合う自家製調味料」をご紹介します。

    楽しみにしていただけたらうれしいです。



    画像4: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。オンライン料理教室「榎本美沙の料理教室」主宰。 YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。

    最新刊『毎日の発酵食材レシピ手帖』(Gakken)amazonで見る が好評発売中。

    そのほかの著書に、『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)、『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』『榎本美沙のひと晩発酵調味料』(すべて主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。

    「榎本美沙の料理教室」
    https://online.misa-enomoto.com/

    ●YouTube
    https://www.youtube.com/channel/UCGiEIACoA-INiZuSFhoksYA
    ●Instagram
    https://www.instagram.com/misa_enomoto/

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    『毎日の発酵食材レシピ手帖』(榎本美沙・著/Gakken・刊)

    画像: にんじん丸ごと一本使用! 野菜が主役の‟冬のおかず”「蒸しにんじんの塩麹和え」|榎本美沙の発酵暮らし

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