• 時間の使い方が上手なマヤムーンさんに、自分らしく休むコツについてお聞きしました。ぼうっとするのが苦手で同時進行が好きなマヤムーンさん。そんな自分を受け入れて、ただ休むのではなく、何かしながら休むことで、活力がより高まったといいます。
    (別冊天然生活『暮らしのまんなか』vol.40掲載)

    同時進行が好きだから、「ながらセット」で頭を空っぽに

    ぼうっとするのが苦手なマヤムーンさんは、リラックスの時間を意図的につくります。

    同時進行が好きな自分を理解して、お香を焚きながら瞑想をしたり、畑仕事をしながら頭を空っぽにしたり、余白を味わう「ながらセット」を設定しています。

    何をするのかを決めるために大事なのは「なぜそれをするのか」が先にあること。自分が毎日続けたいことがあるならば、まず時間を決める。そうして積み重ねた先に、自分を生かせるオリジナルな暮らしがかたちになるのでした。

    画像: 本を読んだり、絵を描いたり「家で過ごすのが大好き」というマヤムーンさん

    本を読んだり、絵を描いたり「家で過ごすのが大好き」というマヤムーンさん

    何かしながら頭を休める工夫2つ

    マヤムーンさんの休み方_01
    お香を焚いている間だけ瞑想とストレッチをする

    画像1: マヤムーンさんの休み方_01 お香を焚いている間だけ瞑想とストレッチをする
    画像2: マヤムーンさんの休み方_01 お香を焚いている間だけ瞑想とストレッチをする

    常に忙しい頭の中を休ませるために、庭に向かって座り、数字を数える瞑想「数息観」を7年ほど続けている。

    その後、少し頭が落ち着いた状態でストレッチするのが、頭、心、体を整えて集中力を高めるための一連のルーティン。

    時間を区切らないとできないので、お香を焚いている間だけ(だいたい15分)と決めている。

    マヤムーンさんの休み方_02
    日が暮れていく空を見ながら、畑で作業する

    画像: マヤムーンさんの休み方_02 日が暮れていく空を見ながら、畑で作業する

    夕方の畑はだれもいないので、ひとりで手を動かしていると頭を休ませることができて、癒やしの時間に。

    家族で食べる野菜の7割は、借りている市民農園の畑で自給自足。とくに玉ねぎは200個を育ててまかなう。

    〈撮影/林 ひろし 構成・文/石川理恵〉

    本記事は 別冊天然生活『暮らしのまんなか』vol.40(扶桑社)からの抜粋です

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    別冊天然生活『暮らしのまんなか』vol.40

    別冊天然生活
    『暮らしのまんなか』vol.40

    別冊天然生活『暮らしのまんなか』vol.40

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    一田憲子さんが編集を手がける『暮らしのまんなか』vol.40

    一冊を通してのテーマは、「『時間』に乗っ取られない暮らし方」。掃除、洗濯、料理、仕事。やらなくてはいけないことが次々生まれて、一日があっという間に終わってしまうし、いつも時間に追いかけられている……と、お悩みの方も多いのではないでしょうか? そんな方に向けて、自分の手でハンドルを握り、時間を管理し、穏やかな気持ちで過ごす暮らしへ切り替えるための工夫をたっぷりお届けします。登場するのは、自分たちの生活で大切にしたい「暮らしのまんなか」をわかっている、12名。時間に対する考え方や、がんばらなくても続く収納方法、家事動線や収納をスムーズにする小さなDIYを紹介しています。

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    マヤムーン
    築20年以上の庭付き中古マンションに、夫、息子と3人暮らし。商社に勤務したのち、2020年よりフリーランスに。絵描き、詩人として創作活動をしながら無農薬栽培の畑を耕している。オンラインコミュニティ「ノートと種まき」を運営するほか、ワークショップ講師としても活動。インスタグラム@mayamoon0000    



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