長ねぎのこと
白く長くまっすぐにのびた長ねぎ。白い部分を多くするために、陽が当たらないよう土をかぶせて育てます。西日本では「白ねぎ」と呼ぶこともあります。寒さが厳しくなるにつれて肉厚でやわらかくなり、甘くなる長ねぎ。加熱することでさらに甘みが増します。
血液をサラサラにして、体を温め、血行を促す硫化アリルが含まれるので血圧のコントロールに役立つ長ねぎは、冬こそ摂りたい食材です。加熱した甘い長ねぎも魅力的ですが、旬の時季ならサラダなど生で食べるのもおすすめ。旬のおいしさを楽しみましょう。
長ねぎのごま、ごま油あえ のつくり方
チャーシューの代わりにハムやツナを入れても。少し多めにつくっておけば、おつまみや副菜に大活躍。
材料(つくりやすい分量)
● 長ねぎ | 1本 |
● チャーシュー | 50g |
● A | |
・ごま油 | 大さじ1と1/2 |
・しょうゆ | 大さじ1/2 |
・米酢 | 大さじ1 |
・こしょう | 少々 |
● 白ごま | 大さじ1 |
つくり方
1 長ねぎは縦半分にして芯と薄皮を取り除き、斜め薄切りにする(甘みのある芯は味噌汁、炒めものなどに入れるとおいしい)。チャーシューは薄切りにする。
2 ボウルに1の長ねぎとチャーシューを入れて合わせる。
3 小さめの鍋にAを入れて中火にかける。ふつふつとしてきたら火を止め、2に入れる。白ごまを加えて全体をあえ、器に盛る。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉
松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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