• 料理研究家の松田美智子さんに春菊のチヂミのつくり方を教えていただきました。少ない食材で簡単にできるチヂミ。ナンプラーを加えることでたれ要らずのおいしさです。

    春菊のチヂミのつくり方

    画像: 春菊のチヂミのつくり方

    最後にごま油を加えて焼き付けることで、外はパリッと中はモチッと仕上がる。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● 春菊1/2束
    ● 桜えび1/4カップ
    ● 薄力粉大さじ1
    ● 片栗粉大さじ1
    ● 卵1/2個
    ● 水大さじ3〜4
    ● ナンプラー大さじ1
    ● こしょう少々
    ● ごま油大さじ1
    ● ごま油大さじ1(裏面を焼く際に使用)

    つくり方

     ボウルに片栗粉、薄力粉、卵、水、ナンプラーを入れてよく混ぜる。春菊は葉と軸にちぎって分ける。軸下を3cmほど切り落とし、斜め薄切りにする。

    画像1: つくり方
    画像2: つくり方

     フライパンを中火の弱でゆっくり熱し、ごま油大さじ1を入れる。春菊を揃えて、均等になるように互い違いに並べる。そのまま少し焼き、桜えびを散らす。

    画像3: つくり方

     を回しいれ、中火で焼く。薄力粉(分量外)を薄くふり、フライ返しで返し、押し付けながらよく焼く。鍋肌からごま油大さじ1を加え、よく焼き、まな板にあげて一口大の大きさに切り、器に盛る。

    画像4: つくり方
    画像5: つくり方

    *ごま油は状況により増やすとカリッと焼き上がる。

    春菊のこと

    画像1: 春菊のこと

    独特の香りがあり、鍋物に欠かせない春菊。春菊はビタミンA、Cがたっぷり。野菜不足になりがちな冬の貴重な緑黄色野菜です。また、骨粗しょう症や貧血の予防に効果的なカルシウムも多く、β-カロテンも豊富。皮膚や粘膜を保護し、抗酸化物質として生活習慣病予防に効果を発揮します。

    独特な香りの成分はα-ピネン、ペリルアルデヒド等で、免疫力を高め、胃腸の調子を整え、咳を鎮める効果も。

    春菊の保存法

    保存するときは一度さっと水にひたしてから、水けを切ってペーパータオルなどに包みビニール袋に入れ、冷蔵庫に立てて保存。

    新鮮なうちにゆでてから保存するのもおすすめ。 さっとゆでて水けを絞り、4~5cm程の食べやすい長さに切って密封容器に入れて冷蔵庫で保存します。


    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

    画像2: 春菊のこと

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    画像: 春菊のチヂミ|松田美智子の季節の仕事

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