お菓子はほとんど手づくりするという、はなさん。何度もつくっている、とっておきのレシピを教えてもらいます。毎月30日更新。
hana’s memo
2025年最初のレシピはリクエストをいただいていた「ピーナッツ・キス・クッキー」。
28年前に刊行された『HANAちゃんのおしゃれお菓子BOOK』に掲載されたお菓子レシピです。
アメリカでは定番の材料を使ったかわいらしいスイーツ。
甘いキス・チョコを乗せて今年のバレンタインにぜひつくってみてくださいね。
ほかにも『おしゃれお菓子BOOK』などに掲載されていた思い出のレシピがありましたらこちらで再現しますので、リクエストお待ちしております。
「ピーナッツ・キス・クッキー」のつくり方
材料(20個分)
薄力粉 | 175g |
重曹 | 小さじ1 |
ピーナッツバター(クリーミータイプ) | 100g |
キスチョコ | 適量 |
いちごジャム(好みのもので) | クッキー1個につき小さじ1弱 |
溶き卵 | 1個分 |
ブラウンシュガー(きび砂糖でもOK) | 60g |
塩 | 少々 |
グラニュー糖 | 20g |
バター(食塩不使用) | 75g |
下準備
*バターは室温にもどす。
*粉類(薄力粉、重曹)は合わせてふるいにかける。
*オーブンは 190℃に予熱する。
つくり方
1 ボウルにバターを入れ、泡立て器で練り混ぜ、ピーナッツバターを加え、さらに混ぜ合わせる。
2 ブラウンシュガーを一度に加え、軽くなるまで混ぜ合わせる。
3 溶き卵を3回に分けて加え、その都度、よく混ぜる。
4 粉類と塩を加え、粉っぽさがなくなるまでゴムべらで切り混ぜる。
5 4の生地を3cmのボール状に丸め、グラニュー糖をまぶす。
6 5をオーブンシートを敷いた天板に間隔をあけて並べ、190℃に予熱したオーブンで8分焼く。
[はなよりひと言]
表面がこんがりしたら焼き上がりです。
7 オーブンからクッキーを天板ごと取り出し、クッキーが熱いうちにキスチョコを軽く押しつけながらのせる。ジャムは、フォークなどの背でくぼみをつくり、そこに入れる。
[はなよりひと言]
生地がやわらかいのでチョコレートは軽く押しつけます。
8 クッキーを網にのせて冷ます。
はな
モデル・タレント。神奈川県横浜市出身。17才からモデル活動を始める。現在は、ファッション誌で活躍するかたわら、FMヨコハマ「Lovely Day♡~hana金~」のナビゲーターも務めるなど、幅広く活躍している。趣味はお菓子づくりや茶道、仏像鑑賞。著書に『はなのお菓子』(扶桑社)、『はなと学ぶ パンダに会いに行くための中国語』(白水社)、『今日もお稽古日和』『はな、茶の湯に出会う』(ともに淡交社)、『hana’s style book』(宝島社)、『ちいさいぶつぞう おおきいぶつぞう』(幻冬舎)、『おくるおかし』(集英社)など。最新刊は藤森照信氏との共著『ニッポン茶室ジャーニー』(淡交社)。
インスタグラム:@hanalovestaco
YouTube:はなランド
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天然生活webの連載「はなのお菓子」で人気のレシピを集めて、1冊にまとめました。「いちごショートケーキ」「タルトタタン」「台湾カステラ」「バスクチーズケーキ」など、はなさんが試作を重ねてできた32のレシピ。ぜひお家でつくってみてください。お菓子づくりに目覚めたきっかけなどについてのインタビューも掲載しています。
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