(『天然生活』2021年4月号掲載)
みんな大好き「3色弁当」のつくり方
「スプーンで端からすくって食べたい、懐かしのそぼろ弁当をのり弁に。2段重ねにすると、なんだか得をした気分になります」

紹介するのり弁のレシピについて
※お弁当に詰めるおかずは、1回の分量の目安、またはつくりやすい分量で記しています。ごはん、焼きのりの分量も、あくまで目安です。お手持ちのお弁当箱に合わせて、適宜調整してください。
※使用している小さいフライパンはすべて直径18cmのものです。
おかず その1
鶏そぼろのつくり方
つくりおいても便利なごはんの供。ごはんに混ぜて詰めると食べやすいですよ。
材料(つくりやすい分量)
● 鶏ももひき肉 | 100g |
● しょうがのみじん切り | 少々 |
A | |
・しょうゆ、酒、水 | 各大さじ1 |
・砂糖 | 大さじ1/2 |
つくり方
1 小鍋にAとひき肉、しょうがを加えてよく混ぜる。
2 1の鍋を中火にかけ、菜箸3〜4本でかき混ぜながらひき肉がポロポロになるまで3分ほど炒り煮にする。
おかず その2
炒り玉子のつくり方
これもつくりおきOK。甘辛くて、ポロポロふわふわです。
材料(1人分)
● 卵 | 1個 |
A | |
・砂糖 | 大さじ1/2 |
・塩 | 少々 |
● サラダ油 | 小さじ1/2 |
つくり方
1 ボウルに卵を入れて溶きほぐし、Aを加えてよく混ぜる。
2 小鍋を中火にかけて熱し、サラダ油を入れて温めてから1を流し入れる。菜箸3〜4本でかき混ぜながら、ポロポロになるまで炒る。
▼最高の「のり弁」レシピ一覧はこちら
* * *
天然生活2025年4月号では「お弁当」の特集をしています。あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。
〈料理/杵島直美 写真/公文美和 スタイリング/竹内万貴 取材・文/吉田佳代〉
杵島直美(きじま・なおみ)
料理研究家。母である故・村上昭子氏より、伝統的な家庭料理や保存食を受け継ぎ、時代に合わせた提案を続けている。息子は、同じく料理研究家のきじまりゅうた。著書に『日本一美味しいのり弁の作り方』(日東書院本社)ほか多数。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです