身のまわりにあるものを生かして心地よく、楽しく、毎日を過ごす手仕事作家でライアー奏者の山下りかさんに、暮らしのなかの工夫と小さな暮らしの相棒を伺いました。
(『天然生活』2022年1月号掲載)
(『天然生活』2022年1月号掲載)
小さな暮らしの相棒
乾燥するこれからの季節の必需品と、手づくりするときに長年愛用している道具を教えてもらいました。
リップクリーム

丸いケースのリップクリームは自作。
「キャンドルづくりのついでにつくっていて、用途に合わせて香りを替えて楽しんでいます」
スティック型は、ニューヨークに住んでいる友人からもらった「into」のもの。
「使い心地がすごくいい。箱の裏に書かれたメッセージも商品のひとつという考えが面白いんです」
料理の温度計

左はニューヨークのマンハッタンにある厨房屋さんで、右はウィリアムズソノマで購入した温度計。
どちらも長年愛用中。乾燥させたセイタカアワダチソウなどでお茶を淹れるときに使用。
「煮出す際、草の酵素が失われないよう、これで50℃以下をキープしています。みつろうを溶かしてキャンドルをつくるときにも活躍します」
<撮影/大森忠明 取材・文/小松﨑裕夏>
山下りか(やました・りか)
雑誌『オリーブ』のスタイリストを経て渡米。現在は手仕事作家、ライアーという竪琴の演奏家として活動。年に4回、ライアーのミニコンサートを開催。https://rikayamashita.com/
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです