(『天然生活』2022年1月号掲載)
Sweets etc. お菓子とか
オジロワシのクッキー
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野鳥の楽園といわれる根室。天然記念物に指定されているオジロワシを模したクッキーからは、根室の空を羽ばたく様子が自然と浮かびます。
「動物の形をしているお菓子は、何気なく手に取っていただいた方と自然が繫がるような循環を願って、売り上げの一部を自然環境活動への基金に使わせてもらっています」
季節のはちみつサブレ
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並べたり、重ねたりすれば、蜂の巣そのもの。手にした人が、その背景にある食材や生産者に思いが及ぶような楽しい工夫があるのは、VOSTOK laboのお菓子の特徴です。
「蜂の巣をかたどった季節のサブレで、菅野養蜂場さんから、その季節の天然のはちみつが手に入ったときだけつくっているお菓子です」
ラッピングペーパー
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イラストレーターのワタナベケンイチさんに描いてもらったという根室マップを、包装紙に。群青色一色の世界に、根室の自然やともに暮らす動物も描かれ、やさしくも楽しげな雰囲気です。
「企画イベントなどで皆さんに楽しんでいただいている、お気に入りのラッピングペーパーです」
東風〈はるかぜ〉
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東風は漢字の通り、早春に東から吹く春を告げる風のこと。〈こち〉とも読みます。
「氷が溶け、土が見えてくる様子を模したクッキーです。立ち止まる時間を過ごすことになった昨今の冬に、春の訪れを皆さんとともに楽しめたら、という思いを込めて、日本の東端からお届けするお菓子に東風(はるかぜ)と名づけました」
<撮影/VOSTOK labo 取材・文/遊馬里江>
VOSTOK labo 野﨑敬子さん・中村美也子(ゔぉすとーく・らぼ、のざきけいこ・なかむらみやこ)
アトリエ VOSTOK labo主宰。道東を中心とした食材を使った、お茶の時間に愉しむお菓子を発信中。https://vostoklabo.theshop.jp/、インスタグラム@voxtok_labo
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです