• 料理家で発酵マイスターの榎本美沙さんに、鍋に合う自家製調味料「ゆずポン酢」のつくり方を教えていただきました。さわやかなゆずの香りと、昆布とかつおのうま味がたっぷりのポン酢はお鍋や湯豆腐のほか炒めものにも。かぼすやすだちなど季節の果実を使うのもおすすめです。

    お鍋や湯豆腐、豚しゃぶに、バターポン酢炒めもおすすめ!
    さわやかなゆずが香る、自家製ポン酢

    みなさま、こんにちは、榎本美沙です。

    寒さが厳しいこの時季にまだまだ食べたい「鍋」。

    今月はそんな「鍋に合う自家製調味料」をご紹介します。

    まずご紹介するのは、この時季おいしい‟ゆず”を使った「手づくりポン酢(ゆずポン酢)」です。

    ポン酢は市販のものを使うことが多いと思いますが、実はシンプルな材料でとても気軽につくれます。

    柑橘の香りがたって、とてもおいしいです。

    お鍋や湯豆腐、豚しゃぶはもちろん、炒めものの味付けに使うとさっぱりと仕上がります。バターポン酢炒めもおすすめです。

    柑橘は、黄ゆずはもちろん、かぼす、すだちなど季節のお好みのものを使っていただけたらと思います。

    画像: お鍋や湯豆腐、豚しゃぶに、バターポン酢炒めもおすすめ! さわやかなゆずが香る、自家製ポン酢

    手づくりポン酢「ゆずポン酢」のつくり方

    画像: 手づくりポン酢「ゆずポン酢」のつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ● ゆず果汁(かぼすなど他の柑橘の果汁でも可)1/2カップ
    ● しょうゆ1/2カップ
    ● かつお節5g
    ● 昆布(5cm四方)2枚
    ● みりん小さじ2

    つくり方

     昆布は1cm幅程度に切り込みを入れる。

     アルコール消毒などをした清潔な瓶にすべての材料を入れ、冷蔵庫で1〜2週間おく。

    画像1: つくり方

    ★ポイント

    ・みりんのアルコールが気になる方は煮切ってご使用ください。耐熱皿に入れてラップをかけずに、電子レンジ600Wで30〜40秒加熱して煮切ります。

    ・冷蔵庫で半年ほど保存可能です。

    ・使用時は、かつお節ごと使ってOKです。


    次回は、同じく鍋にぴったり合う「コチュジャンみそだれ」をご紹介します。

    楽しみにしていただけたらと思います。



    画像2: つくり方

    榎本 美沙(えのもと みさ)
    料理家/発酵マイスター
    発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。オンライン料理教室「榎本美沙の料理教室」主宰。 YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。

    新刊『榎本美沙のひと晩発酵調味料とからだが喜ぶ発酵献立』(主婦と生活社)が好評発売中。

    そのほかの著書に、『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)、『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』『榎本美沙のひと晩発酵調味料』(すべて主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。

    「榎本美沙の料理教室」
    https://online.misa-enomoto.com/

    ●YouTube
    https://www.youtube.com/channel/UCGiEIACoA-INiZuSFhoksYA
    ●Instagram
    https://www.instagram.com/misa_enomoto/

    ◇ ◇ ◇

    『榎本美沙のひと晩発酵調味料とからだが喜ぶ発酵献立』(榎本美沙・著/主婦と生活社・刊)

    画像2: 鍋に合う自家製調味料「ゆずポン酢」のつくり方|榎本美沙の発酵暮らし

    amazonで見る



    This article is a sponsored article by
    ''.