かぶを使って短時間で仕上げるスープ
旬のかぶとにんじんを使ったスープにひと味加えたレシピです。
寒い季節の野菜摂取に、温かいスープは心強い味方ですよね。
野菜は余っているものを使いきるのがおすすめですが、個人的には大根よりもかぶの方が辛味が少なく、短い煮込み時間で火が通るので使いやすいと思っています。
またにんじんは良い彩りになります。
味付けに粒マスタードを
ベースの味付けはコンソメですが、仕上げに粒マスタードを加えてみました。
いつものスープのちょっと味変バージョンで、ほんのりとした酸味と塩味がさっぱりと感じます。
また、野菜だけでなくベーコンやウィンナーを一緒に煮込めばポトフになりますので、パンを添えればちょっとしたランチとしても大満足。
意外にも「粒マスタードはソーセージにつけるだけなのでなかなか減らない」という声も聞かれますが、そんなときはぜひ汁物の味付けとして活用してみてください。
かぶのマスタードスープのつくり方
材料(2人分)
●かぶ(串切り) | 2個分 |
●にんじん(細切り) | 3cm分 |
●コンソメ(顆粒) | 小さじ2 |
●粒マスタード | 大さじ1 |
●水 | 400mL |
つくり方
1 鍋に水とかぶ、にんじん、コンソメを入れて中火で加熱する。
2 野菜に火が通ったら、粒マスタードで味をととのえる。
本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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