(『天然生活』2020年4月号掲載)
15分でつくる、とびきりおいしいお弁当
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料理研究家の野口真紀さんに、15分でつくれて大満足な「のっけ弁当」のつくり方を教えていただきました。
今回ご紹介するのは、「めかじきの酢炒め弁当」のつくり方。
照り照りのめかじきに、甘い玉子焼きとおくらの組み合わせ。おくらをレンジ加熱する間に、魚と玉子焼きをつくります。
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▼「のっけ弁当」のお話はこちら
https://tennenseikatsu.jp/_ct/17747050
メインのおかず
めかじきの酢炒め
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酢の効果でさっぱりして魚の脂と好相性。ぶりやさけで同様につくってもおいしい。
材料(2人分)
● めかじき(切り身) | 2切れ |
● 片栗粉 | 適量 |
● A | |
・しょうゆ、酒、酢 | 各大さじ1 |
・砂糖 | 大さじ1/2 |
● サラダ油 | 大さじ1/2 |
つくり方
1 めかじきは表面の水分をふき、ひと口大に切って全体に片栗粉を薄くまぶす。
2 フライパンにサラダ油を熱し、1の両面を焼く。Aを加え、全体にからめながらしっかり煮詰める。
玉子のおかず
甘い玉子焼き
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しっかり甘い玉子焼きはホッとする味わい。だしは入れず、調味料もごくシンプルに。
材料(2人分)
● 卵 | 2個 |
● 砂糖 | 大さじ1 |
● 塩 | 少々 |
● サラダ油 | 大さじ1 |
つくり方
1 ボウルに卵、砂糖、塩を入れてよく混ぜる。
2 玉子焼き器にサラダ油を中火で熱し、だし巻き玉子の要領で1を流し入れて焼く。
野菜のおかず
おくらのレンチンおかかあえ
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おくらはレンジ加熱で手軽に調理して。おかかじょうゆの鉄板組み合わせが◎。
材料(2人分)
● おくら | 1袋 |
● かつお節(少量パック) | 1袋 |
● しょうゆ | 少々 |
つくり方
1 おくらは洗って水けを残したまま耐熱皿に並べ、ふんわりラップをかける。電子レンジで3~4分加熱し、そのまま1~2分蒸らす。
2 1の水けをよくきり、1cm幅に切る。ボウルに入れ、かつお節、しょうゆであえる。
▼「のっけ弁当」レシピ一覧
※ページが開けないものは順次公開予定です。しばらくお待ちくださいませ。
〈料理・スタイリング/野口真紀 撮影/馬場わかな 構成・文/結城 歩〉
野口真紀(のぐち・まき)
料理研究家。2児の母で子どもも大人もおいしく食べられる料理に定評がある。初めてのお弁当の本『ぱらぱらきせかえべんとう』(アノニマ・スタジオ)は、3つのおかずをパラパラとめくって着せ替えのように楽しめると評判に。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
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天然生活2025年4月号では、お弁当の特集をしています。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。
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朝が楽なつくりおき1週間弁当、みんなが大好きな7つの定番弁当、おかず3品以内のがんばりすぎない弁当など39の弁当レシピのほか、毎日の弁当づくりに役立つ、おかず&ごはん131レシピを掲載。
飛田和緒さん、ワタナベマキさん、本田明子さんなど、雑誌『天然生活』で人気の高かった料理家12人のお弁当レシピを厳選し、撮りおろしレシピもプラスして一冊にまとめました。