(『天然生活』2020年4月号掲載)
15分でつくる、彩りきれいなお弁当

料理研究家の野口真紀さんに、15分でつくれて大満足な「のっけ弁当」のつくり方を教えていただきました。
今回ご紹介するのは、「えびとほたてのケチャップ炒め弁当」のつくり方。
えびチリ風のケチャップ炒めは、白いごはんとの相性ばっちり。ゆで卵、小松菜とベーコンを合わせた、彩りもきれいなお弁当です。
* * *
▼「のっけ弁当」のお話はこちら
メインのおかず
えびとほたてのケチャップ炒め

冷蔵庫にある調味料で、本格的な味わいに。たっぷりのねぎを最後に加えるのがポイント。
材料(2人分)
● むきえび | 6尾 |
● ほたて(刺し身用) | 3個 |
● しょうが(みじん切り) | 小さじ1 |
● にんにく(みじん切り) | 小さじ1 |
● 長ねぎ(みじん切り) | 大さじ3 |
● A | |
・しょうゆ、砂糖、酒 | 各大さじ1 |
・ケチャップ | 大さじ2 |
● サラダ油 | 大さじ1 |
つくり方
1 えびは背わたに切り目を入れてわたを取り、洗って水けをふく。ほたては水けをふく。(えび、ほたては大きければ半分に切る)
2 フライパンにサラダ油、しょうが、にんにくを入れて中火で熱し、1を加えて炒める。色が変わったらAを加えてしっかり煮詰め、仕上げにねぎを加えてさっと炒める。
玉子のおかず
ゆで卵ゆかりのせ

ゆで卵も定番のお弁当おかずのひとつ。ゆかりをパラリ。“ひと手間”がうれしい。
材料(2人分)
● 卵 | 2個 |
● ゆかり | 適量 |
つくり方
1 卵をかたゆでにして殻をむき、半分に切る。
2 ごはんの上にのせ、ゆかりをふる。
野菜のおかず
小松菜とベーコンのレンチン蒸し

耐熱皿にすべての材量を入れてチンするだけ。ベーコンのうま味が小松菜によく合います。
材料(2人分)
● 小松菜 | 1/3袋 |
● ベーコン | 1枚 |
● 塩 | 少々 |
つくり方
1 小松菜は4cmに切って洗い、水けを残して耐熱皿に入れる。ベーコンは1cm幅に切って小松菜の上にのせる。塩をふり、ふんわりとラップをかけ、電子レンジで3~4分加熱し、そのまま1~2分蒸らす。
2 水けをよくきってごはんの上にのせる。
▼「のっけ弁当」レシピ一覧
※ページが開けないものは順次公開予定です。しばらくお待ちくださいませ。
〈料理・スタイリング/野口真紀 撮影/馬場わかな 構成・文/結城 歩〉
野口真紀(のぐち・まき)
料理研究家。2児の母で子どもも大人もおいしく食べられる料理に定評がある。初めてのお弁当の本『ぱらぱらきせかえべんとう』(アノニマ・スタジオ)は、3つのおかずをパラパラとめくって着せ替えのように楽しめると評判に。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
* * *
天然生活2025年4月号では、お弁当の特集をしています。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。
* * *
朝が楽なつくりおき1週間弁当、みんなが大好きな7つの定番弁当、おかず3品以内のがんばりすぎない弁当など39の弁当レシピのほか、毎日の弁当づくりに役立つ、おかず&ごはん131レシピを掲載。
飛田和緒さん、ワタナベマキさん、本田明子さんなど、雑誌『天然生活』で人気の高かった料理家12人のお弁当レシピを厳選し、撮りおろしレシピもプラスして一冊にまとめました。