調理にひと工夫を
在宅避難が前提のわが家では、「水道、ガス、電気が止まったときにできなくなること」を把握しておくことが大切と考えています。
なかでも、ふだんどおりにいかなくなることの筆頭が食事。水道が使えないから洗いものは出したくないし、水や燃料の備蓄はできるだけ有効に使いたい。
汚れものを出さない工夫や、手持ちの食品を組み合わせておいしく食べるアイデアは、アウトドアレジャーに通じる部分もあると思います。
たとえば、キャンプに行くならどんなふうに道具を使って何を料理するだろうと考えると、楽しみながら「手もとにあるものでできる工夫」を想像できそうです。
そして、災害時でも食事のときぐらいはホッとしたいから、好みの味の食品を備蓄しておくことは、やっぱり大切だなと思うのです。
おいしく食べる合わせ技
カップラーメン + 干し野菜
カップラーメンにお湯を注ぐ前に干し野菜をたっぷりのせておく。キャベツなどすぐに火が通る葉もの野菜でもおいしくできる。

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アルファ米 + カレー
風味にややくせがあるアルファ米は、人によっては気になることも。そんなときにはカレーの出番。だれでもおいしく食べられる味に仕上げてくれる。

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少ない水で調理する“ゆでない”ゆで卵

少ない水でもできた!
1 フライパンに卵と深さ1cmの水を入れ、中火にかける。

2 沸騰したらふたをして4分ゆでる。火を止めてそのまま4分おき、粗熱が取れたら殻をむく。

本記事は『安心して在宅避難するためのおうち防災アイデア』(オレンジページ)からの抜粋です
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災害時でもふだんに近い暮らしをするための備えを
整理収納アドバイザーと防災士の資格を取得し、「暮らしになじむ備えの発信」をしているMisaさん(インスタグラムのフォロワー15万人)。この本では、「災害時でもふだんとあまり変わらない暮らしをするための準備」をするために、日々Misaさんが実践していることを、あますところなくご紹介。自宅に備えたい暮らしになじむ「備え」のモノ選びから、日常的に食べ続けたい「備えの食」、在宅避難のために安全に過ごせる部屋づくり、防災意識を高めるためにやっておきたいワークシートまでついた充実の1冊。素敵なインテリアを諦めることなく、安全なわが家づくりに一役買うこと間違いなしです。
〈撮影/安倍まゆみ、Misa〉

Misa(みさ)
整理収納アドバイザー、防災士。夫と中1、小5の息子、犬1匹と暮らす。大阪府北部地震をきっかけに防災に目覚める。暮らしになじむ備えの情報を発信中。著書に『おしゃれ防災アイデア帖』(山と溪谷社)ほか。
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