(『天然生活』2024年3月号掲載)
「森のスープ屋の夜」かずぅさんの
いやしの時間
いつもすこやかな自分でいられるように、やさしくセルフケア。
疲れた心と体に、自然が寄り添ってくれます。
がんばった体に「ありがとう」の言葉をかける

地元・大山の養蜂家がつくった、みつろうクリームを愛用する。クロモジの小枝はキャンドルの火で軽くあぶって、心落ち着く香りを楽しむそう
眠る前、一日がんばった自分をやさしくいたわるのが、かずぅさんの習慣。
みつろうクリームを手に取って、目や頬を包み、ゆっくりと呼吸。

みつろうクリームを手に取って伸ばし、温めてから目元や頬に

両手でやさしく包み、目を閉じて静かに呼吸。心身が安らぎ、保湿にも
手や足、おなかにも手を当てて、「ありがとう」と言葉をかけていきます。

「ありがとう」と伝えながら、おなかや足に手を当て、疲れをいやす
こわばった心と体がゆっくりとほぐれていくそう。
「ふとんに入ったら、その日の感謝の出来事を数えながら眠ります」
フラワーエッセンスをつくり心と体のお守りに
スミレやツユクサなど、森に咲く野花でフラワーエッセンスを手づくり。

お茶にフラワーエッセンスをひと垂らしして楽しむ。「野花のエネルギーはとてもやさしく、心身に寄り添ってくれる、お守りのよう。日常のリセットに」
「わき水に浮かべて、日差しに当て、花のエネルギーを移します。花の波動を乱さないように、葉っぱでつまんで、そっと摘んでいます」
そのまま飲んだり、気持ちや場を整えたいときにシュッとスプレーしたりもするそう。

わき水を加えてスプレーボトルに入れて、自分のまわりにシュッと
「旅先にも携帯して、お守り代わりに」

カキドオシなど、足元に咲く身近な野花で。アルコールを加えて保存
* * *
<撮影/村上伸明 構成・文/宮下亜紀>
かずぅ
鳥取県伯耆町の小さな森で、夫であるマスターと「森のスープ屋の夜」を営む。2016年にスープ屋として始まり、2019年、スープランチの営業を終え、1日1組の宿に。「お手当てのための宿」として、朝の瞑想など、自分たちの暮らしのなかで続けていることを取り込んだ宿泊プランも提案。http://cinemavalley.net、インスタグラム@soupyanoyoru
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

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