(別冊天然生活『大人の悩みにこたえるおしゃれ』より)
いままての服が似合わなくなってきて、何を着たらいいのかあせっています

ジャストサイズだと、新鮮味はいまひとつ

ただし羽織りもののインにならバランスよし
写真を見てみてください。
トップスもボトムスもジャストサイズ......何だかちょっと「少し前」という印象がしませんか?
かといってそれらの服を手放す必要はなく、トップスかボトムス、どちらかをボリュームがある服にしてみてはいかがでしょう。
提案① ボトムスを変えてみる

カットソー/ハンドルームウィメンズ、パンツ本人私物
写真のようなマリンパンツやキュロット、ガウチョパンツなど。
ワンツーコーディネートにもメリハリが生まれ、いま風のバランスになります。
上下ジャストサイズな組み合わせも、ロングカーディガンやコートなどのインに着れば、まだまだ活躍させられると思いますよ。
提案② Tシャツやブラウスはワンサイズ大きめを選ぶ

カットソー(Mサイズ)/ハンドルームウィメンズ

カットソー(Sサイズ)/ハンドルームウィメンズ
カットソーを買うとき、私も5年前まではジャストサイズのSを購入していました。
「入るのであれば、小さめを選びたい」と思うのが女心。
でもいまはMサイズを選ぶようにしています。
ほんの数センチの差ですが、肩のラインが少し落ちたり、袖まわりに余裕ができたりして、自然な抜け感が生まれます。
提案③ 白の代わりにベージュを選んてみる

右から2つ目のパンツ、まんなかのシャツ/ともにハンドルームウィメンズ、その他本人私物
着こなしのベースカラーといえば、黒、グレー、紺、白といったところ。
どうしてもマンネリになりがちです。
でもそこにベージュを加えてみると、とたんに優雅で上級者っぽい印象に。
黒+ベージュ、紺+ベージュといった組み合わせは、ヨーロッパの大人の女性たちにもおなじみな色合わせです。
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〈撮影/山川修一、取材・文/田中のり子〉
板倉 直子(いたくら・なおこ)
島根・松江のセレクトショップ「Daja」ディレクター。女性らしく、美しい服選びには定評がある。「天然生活オンラインショップ」で企画するオリジナルアイテムが人気を博し、全国にファンも多い。著書に『頑張らないおしゃれ』『明日、ちょっといい私に出会えたら「Daja」ディレクターのおしゃれと暮らしを見直して気分よく過ごすコツ』(ともに主婦と生活社)がある。
インスタグラム:@itakuranaoko
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板倉直子さんの女性らしく美しい服選びには全国にファンが多くいます。服選びの仕事をして30年以上。板倉さんがセレクトするアイテムの品質の高さや手が届く価格、スタイリングには、大きな信頼感があります。『別冊天然生活 大人の悩みにこたえるおしゃれ』では、大人の女性の悩みに寄り添い、その人に似合う服を選ぶアドバイスや、板倉さんのクローゼットや着こなしを掘り下げ、具体的に紹介。

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