メインのおかずに、副菜に、スープに
さまざまな料理にアレンジ可能な「塩麹サラダチキン」
みなさま、こんにちは、榎本美沙です。
今月はふだんのおかずにはもちろん、お弁当にも使える「発酵おかず」をご紹介しています。
今回ご紹介するのは、私のレシピの中でも多くの方に「つくりました」と言っていただける「塩麹サラダチキン」のつくり方です。
鶏むね肉が、塩麹の力でびっくりするほどしっとり柔らかくなります。
材料も3つでとっても簡単!
とても好評ですぐ食べてしまうので、「倍量つくりたい」というお声を多くいただいたこともあり、調整したレシピとなります。
スライスしてそのまま食べても、サラダにのせても、手で裂いてサンドイッチの具材にしてもおいしいですよ。ぜひお試しくださいませ。
「塩麹サラダチキン」のつくり方

材料(つくりやすい分量)
● 鶏むね肉 | 2枚(600g) |
● 塩麹 | 大さじ5 |
● 酒 | 大さじ2 |
つくり方
1 鶏むね肉は全体にフォークで穴をあけ、ジッパー付き保存袋にいれる。塩麹を加えて揉み、冷蔵庫にひと晩おく。

2 鶏肉は加熱調理の前に、30分〜1時間ほど常温に戻しておく。鍋に1を皮目を下にして塩麹ごと入れ、水を1L程度注ぎ、酒を加えて弱めの中火にかける。

3 小さな泡がでてきたら弱火にし、5〜6分加熱する。全体がやや白っぽくなったら上下を返してさらに5〜6分加熱し、再び上下を返したら火を止めて蓋をし、そのまま30分おく。

★ポイント
・茹で汁ごと容器に入れ、冷蔵庫で3日ほど保存できます。
・茹で汁はそのままスープにしてもおいしいです。今回はかぶの葉を入れました。

来月は米麹を使ったヘルシーな植物性マヨネーズ、「発酵マヨネーズ」をご紹介します。
楽しみにしていただけたらと思います。

榎本 美沙(えのもと みさ)
料理家/発酵マイスター
発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。オンライン料理教室「榎本美沙の料理教室」主宰。
YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。
新刊『榎本美沙のひと晩発酵調味料とからだが喜ぶ発酵献立』(主婦と生活社)が好評発売中。
そのほかの著書に、『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)、『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』『榎本美沙のひと晩発酵調味料』(すべて主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。
「榎本美沙の料理教室」
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