• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、丸いフォルムがかわいい「長ねぎ春巻き」のお話。

    長ねぎをそのまま包んだ、円形の春巻き

    長ねぎは切り方ひとつで味が変わります。

    例えば小口切りにして麺類に添えれば辛味とシャキシャキした食感を味わえ、ぶつ切りにして鍋に入れば甘くてトロッとした歯触りを楽しめます。

    今回は長ねぎを長いまま春巻きの皮に巻くダイナミックなレシピです。

    画像: 長ねぎをそのまま包んだ、円形の春巻き

    巻いた後に食べやすい長さに切って焼いてください。

    一緒に合わせる豚バラ肉から旨味と甘みが加わり、さらに大葉がさっぱりと味を調えます。

    長ねぎ春巻きの材料とつくり方

    画像1: 長ねぎ春巻きの材料とつくり方
    画像: 材料は長ねぎ、春巻きの皮、豚バラ肉、大葉、塩こしょう

    材料は長ねぎ、春巻きの皮、豚バラ肉、大葉、塩こしょう

    つくり方はまず、長ねぎを春巻きの皮の幅に合わせて切り、塩こしょう(適量)をした豚バラ肉を巻き付けます。

    画像2: 長ねぎ春巻きの材料とつくり方

    次に春巻きの皮を広げて大葉を並べ、その上に肉を巻いた長ねぎを置いて、春巻きの皮をクルクルと巻きます。

    画像: 春巻き1枚につき大葉2枚、豚バラ肉2枚を使用

    春巻き1枚につき大葉2枚、豚バラ肉2枚を使用

    巻き終わりは水を塗って閉じてください。

    焼く前に春巻きを食べやすい長さに切ります。

    画像3: 長ねぎ春巻きの材料とつくり方

    あまり長いと長ねぎが噛み切りづらいので、6等分くらいの大きさがひと口で食べやすいと思います。

    フライパンに多めの油を中火で熱して転がすように焼き、最後は箸でつまんでやわらかくなっていたら取り出します。

    画像: 焼き上がりの目安

    焼き上がりの目安

    余熱でも火が通るので、中央が少し生っぽくでも大丈夫です。

    塩こしょうで味がついていますが、食べるときにからしをつけるのもおすすめです。



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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