• 料理研究家の松田美智子さんに春にんじんのごまあえのつくり方を教えていただきました。塩もみしたにんじんでさっとつくれて、栄養価の高い副菜。あと一品ほしいときに便利です。

    春にんじんのこと

    画像: 春にんじんのこと

    4〜7月に出回る春にんじん。やわらかくて甘味が強く、みずみずしいのが特徴です。ビタミンAカロテンなど、免疫力を高める栄養素が豊富に含まれるほか、風邪や感染症から体を守るために重要なビタミンC、腸内環境を整える食物繊維もたっぷり。食卓を華やかに彩ってくれるにんじんは日常的に取り入れたい食材です。

    購入する際は濃いオレンジ色で、表面がなめらかで傷やひび割れがなく、軸の部分の切り口が細いものを選ぶといいでしょう。

    また間引きした人参が、葉付きで店頭に並ぶことも。葉が生き生きとしていて、根の部分があまり成長していないもののほうが、やわらかく、まるごといただけます。

    春にんじんのごまあえのつくり方

    画像: 春にんじんのごまあえのつくり方

    にんじんをゆでずに生で使うことで、春にんじんの甘味を味わえる。

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ● にんじん大1/2本 (約130g)
    ● 塩小さじ1/2
    ● 白ごま大さじ3
    ● 煮切り酒大さじ2
    ● 三温糖大さじ1
    ● 薄口しょうゆ大さじ1/2

    つくり方

     にんじんはピーラーで皮をむく。長さを半分に切り、繊維に沿って2~3mmの薄切りにしたあと、5mm幅の細切りにする。

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     をボウルに入れ、塩を加え、手であわせしんなりさせる。ふきんに取り、水分をぎゅっと絞る。

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    画像4: つくり方

     フライパンを熱し、ごまを炒る。香りが出て、ごま同士がくっついて油が出てきたら、すり鉢に入れて7分ずりにする。煮切り酒、三温糖、しょうゆを順に加えてさらにする。

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     のにんじんを加えたら、手であえ、器に盛る。

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    画像8: つくり方

    〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

    画像9: つくり方

    松田美智子(まつだ・みちこ)
    日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
    インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu

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    画像: 春にんじんのごまあえ|松田美智子の季節の仕事

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