• 料理応援家の本多理恵子さんは50代。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、10分でできる「味噌ドレッシング」のお話。

    ドレッシングは買いがちだけれど、余りがち

    スーパーや道の駅など、おいしそうなドレッシングを見かけるとつい買ってしまいます。

    ちょっと珍しい味やご当地の野菜を使ったものなど、魅力的なものばかり目につきます。

    しかし数回いただくと飽きてしまい、結局使い切れずにごく少量だけ残ったドレッシングが冷蔵庫に数本ある……という生活を続けてきました。

    そこで私は数年前にドレッシング禁止令を自分に発令しました。

    時折誘惑に負けて買ってしまうことはありますが、使い切るまで次を買い足すことはありません。

    魅力的に思ったドレッシングは原材料を確認し、自分でもつくれそうなものは挑戦してみることにしました。

    調理時間10分でできる、味噌ドレッシング

    今回ご紹介する味噌ドレッシングも、毎日味噌汁に使っている味噌をベースにとても簡単な配合で完成します。

    自家製なので数日のうちに使い切ることを目安にしていますが、少量ずつつくるので無理なく食べ切ることができます。

    つくりたてでもすぐにいただけますが、できれば2時間ほどなじませた方が玉ねぎの辛さが飛んで味がまろやかになります。

    画像: 調理時間10分でできる、味噌ドレッシング

    葉物のサラダはもちろん、ゆでたブロッコリーや卵、焼肉にのせていただいてもさっぱりしておいしかったです。

    材料はどれも普段身近にあるものばかりです。

    味噌は米麹の中甘口で、いわゆるよく見かけるタイプの平均的なものを使用しました。

    使う味噌や酢や油の種類を変えると微妙に味が変わるので、それも面白いと思います。

    是非お試しください。

    味噌ドレッシングのつくり方

    画像: 味噌ドレッシングのつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    画像: 材料(つくりやすい分量)
    ●玉ねぎ1/4個
    ●にんにく1片
    ●味噌大さじ1と1/2
    ●米酢大さじ1と1/2
    ●砂糖大さじ1と1/2
    ●米油大さじ1と1/2

    つくり方

    玉ねぎとにんにくをみじん切りにして、ほかの調味料と混ぜる。



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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