• ものを買ったり捨てたりせずに、家具の置き方を替えることで、心地よくきれいな部屋に変えてみましょう。インテリアコンサルタント内藤 怜さんに、家がすっきりして、行動が変わり気持ちも前向きになれる、心地よい家づくりのための基本のルールを聞きました。
    (『天然生活』2024年6月号掲載)

    心地よく素敵な家をつくるための基本のルール

    内藤さんは「心地よく素敵な家をつくるのにセンスはなくても大丈夫。基本のルールさえ押さえておけばだれでもできるようになります」と断言します。

    そのコンセプトは「自分の居場所が中心になる家づくり」。

    「そのために大切なのは『寝る、食べる、くつろぐ、学ぶ』という4つの場所を切り分けることです。この場所ではこういうことをすると決まってくると、ものの置き場も必然的に整理され、すっきりして居心地がいい、おしゃれな空間になっていきます」

    たとえば、家族がくつろぐソファは壁際に追いやられがちですが、部屋のまんなかに置いてみるだけで居心地は格段にアップ。生活動線もよくなります。

    画像: 心地よく素敵な家をつくるための基本のルール

    また、家族それぞれの居場所があると、それぞれがその場所を心地よく整えるようになるのです。

    「家族みんなにとって居心地のいい家になることで、もっと素敵な空間にしたいという気持ちが家族全員に芽生えます。気がつくとごちゃごちゃした空間から、暮らしやすくおしゃれな場所へと劇的に変わっているはずですよ」



    〈監修/内藤 怜 イラスト/ホリベクミコ 取材・文/工藤千秋〉

    内藤 怜(ないとう・れい)[レイチェル]
    インテリアコンサルタント・講師。インテリアコーディネーターとして結婚式場、ホテル、店舗、サロンなどを手がけて20年。2021年よりオンラインスクールを開校し「買わない・捨てない」で「自分の手」で胸がキュンとする自分の部屋をつくることを指南。著書に『ソファは部屋の真ん中に』(自由国民社)がある。

    ※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです



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