出窓を小さなギャラリーに
思い出がたくさん詰まった、わが家の台所
マユミさん(@__sky__69)のご自宅の台所を見せていただきました。

日頃、慌ただしく台所に立つことが多いのですが、出窓からの自然の風景と、鳥のさえずりに癒される日々を過ごしています。
息子が幼かった頃、お散歩の途中によく野の花を摘んできては、「はい、プレゼント!」と持ち帰ってくれていました。
そのお花を飾るようになったのが、出窓のディスプレイの始まり。
いまでは、私のための小さなギャラリーとなっています。
息子が小さな手で一生懸命摘んできてくれたお花。
「どんなふうに考えながら歩いたのかな?」
「目で見て、触って、季節の香りを感じながらお散歩してきたのかな?」
「 私のことを思いながら摘んでくれたのかな? うれしいな」
そんなふうに想像をふくらませながら、毎日花を眺めていました。
この台所で家族のために料理をする時間は、私にとって何よりも大切なひととき。
そんな息子も、先月大学を卒業し、この春から東京で社会人生活をスタートさせました。
卒業式でもらってきた花をいま、また出窓に飾っています。

これからは住む場所も遠くなり、親としてはさびしい気持ちもありますが、この花を見るたびに「どうか健康で、人生を楽しんでね」と心から願うばかりです。
思い出がたくさん詰まった、わが家の台所。
これからも、この場所を大切にしていきたいと思います。
マユミさんを支える台所にある道具
日々のごはんづくりを支えてくれる、頼もしい道具たち。
使い勝手のよさはもちろん、長く使ってきたからこその思い入れもあって、どれも大切な存在です。
料理を助けてくれる道具4つ

「セリア」のミニマッシャー
豆腐や芋類、ゆで卵など、ちょっと潰したいときにちょうどいいサイズ。
洗いやすく、コンパクトで収納もしやすいです。
「家事問屋」のスリム泡立て
たまごを手早く、細かく溶きほぐしたいときに重宝しています。
木べら
26年前、夫と付き合い始めたばかりの頃に、ホームセンターで一緒に選んだ、思い出の生活用品のひとつです。
いまではすっかり年季も入り、見た目も使い心地もわが家にすっかり馴染んでいます。
どのお鍋にもフィットして、鍋底まできれいに沿わせながら調理できる、私にとって一番使いやすい道具です。
「無印良品」のふきん
薄くて軽くて使いやすいです。台拭きとしてはもちろん、お料理の漉し布、蒸し布として大活躍。
ずっとリピートして使い続けています。
コーヒー道具たち

わが家の朝は、夫婦でコーヒーを飲むことから始まります。
カリタのコーヒーミルで、毎朝豆を挽くのが日課です。
一日のスタートに欠かせない、大切な時間です。
収納に便利な道具。「無印良品」のファイルボックス

限られたスペースを気持ちよく使うために、無印良品のファイルボックスを引き出し収納に取り入れています。
どこになにがあるかすぐにわかり、すっきり整ってとても助かっています。
実はこの収納方法、『天然生活』で特集されていた文筆家・青木美詠子さんのアイデアを参考にしたもの。
おかげさまで、それ以来ずっと整った状態を気持ちよく保てています。
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「暮らしのおすそわけ」は、『天然生活』の読者のみなさまが手づくりしたものを紹介するコーナーです。
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天然生活2025年5月号では、台所の特集をしています。ぜひあわせてお楽しみいただけましたら幸いです。