疲れた、時間がない、もう無理……。そんなときには家事をがんばらなくても大丈夫。自分の機嫌を優先すると、家の中も明るくなり、家事への苦手意識や義務感から解放されます。“ご機嫌な心でする家事”を提案する加茂谷真紀さんに、無理せず洗濯をするために大切な2つのことを聞きました。
(『天然生活』2023年8月号掲載)
(『天然生活』2023年8月号掲載)
無理せず洗濯をするために大切なこと
身にまとう衣類を清潔に保つための洗濯。
太陽や水の力を使って汚れをリセットし、乾かすことでリフレッシュさせる家事なので、明るい気持ちのパワーを衣類に込めるようにしましょう。
01 太陽パワーで気持ちよく干す
太陽の下で洗濯ものを干していると、それだけで爽快な気分に。
力強い太陽のパワーが衣類にプラスのパワーを与えてくれるようです。
干すときは裾をパンと伸ばして背のラインをピシッとまっすぐに。背中がまっすぐ伸びた服は気持ちをピンとしてくれます。
もちろん、乾燥機を利用するのもOKですが、たまにはシーツや布団を太陽の光で干してみて。
02 ゆるっとたたんでゆるっと収納
洗濯物をピシッとたたんで、ギュッと並べて収納。
一見、お店のように整理されていて使いやすそうですが、「きちっきちっ」とした雰囲気が家じゅうに広がってしまうことも。
簡単に2つ折りや4つ折りにたたんで、引き出しの中は6〜7割ほどに。
そんなゆるっとたたんで、ゆるっと収納する家事が、自分もおおらかにしてくれます。

〈監修/加茂谷真紀 取材・文/工藤千秋 イラスト/ヤマグチカヨ〉
加茂谷真紀(かもや・まき)
80年続く寝具店で生まれた東京生まれ、東京育ち。多忙なワーキングマザーとして家事・子育てを両立してきた経験から、「自分の機嫌のよさ」や「気持ちの明るさ」を重視した家事のあり方を提案し、多くの人から共感を得る。著書に『愛のエネルギー家事』『愛のエネルギー家事 すてきメモ303選』(ともにすみれ書房)などがある。
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです