• 「豊かに生きる」ことをテーマに、食材の力を最大限に生かした、時間と体に負担をかけない料理を提案するのは、穂高養生園で調理を担当する鈴木愛さん。春の季節と体をつなぐ旬おかず「菜の花とひじきのサラダ仕立て」のつくり方を教えていただきました。『心と体をととのえる 玄米菜食ごはん』(世界文化社)より、一部抜粋で紹介します。

    「菜の花とひじきのサラダ仕立て」のつくり方

    画像: 「菜の花とひじきのサラダ仕立て」のつくり方

    ひじき炒めが菜の花のほろ苦さと玉ねぎの辛み、甘夏の酸味をやさしくつなぎ、春らしい味わいに。

    材料(2人分)

    ● 菜の花1束(約200g)
    ● 玉ねぎ1/4個
    ● 甘夏1/2個
    ● ひじき炒め*大さじ1
    ● 梅酢小さじ1/2
    ● オリーブ油大さじ1

    *「ひじき炒め」の材料とつくり方

    フライパンにオリーブ油大さじ1を熱し、水でもどして水けをきった乾燥芽ひじき20gを中火で炒める。油が回ったら醤油大さじ1を加えて炒め合わせる。(冷蔵で3~4日もちます)

    つくり方

     菜の花は固い部分を切り落とし、色よくゆでて醤油絞りをし、4cm長さに切る。玉ねぎは薄切りにする。甘夏は薄皮をむく。すべてボウルに入れる。

    ▼醤油絞りとは

    >>1本目「うま味を引き出すポイント」の記事のリンク入れる

     ひじき炒め、梅酢を加えて和え、オリーブ油を回しかけて軽く和える。

    おいしさのひみつ

    柑橘と梅酢の2種の酸味で味に奥行きが出ます。ひじき炒めはすぐにつくれるのでその都度つくっても。

    本記事は『心と体をととのえる 玄米菜食ごはん』(世界文化社)からの抜粋です

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    『心と体をととのえる 玄米菜食ごはん』(世界文化社)|鈴木愛 (著)

    『心と体をととのえる 玄米菜食ごはん』(世界文化社)|鈴木愛|amazon.co.jp

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    食べることは、生きること! 時間と体に負担をかけない“余白をつくるための食事”の提案
    不眠、疲れ、片頭痛、肌荒れ…。病院に行くほどではないけれど、不調を感じることはありませんか? 安曇野にあるホリスティックリトリート穂高養生園で調理を担当する鈴木愛さんが、食材の力を最大限に生かした料理を紹介します。毎日の食事をつくる上で大切なのは、「無理をせずに続ける」こと。料理が負担になってはいけないので、この本では簡単につくれるスープを中心に、滋味豊かな野菜のおかずのレシピを提案しています。「豊かに生きる」ために、時間と体に負担をかけない“余白をつくるための食生活”を、ぜひこの本ではじめてみてください。



    鈴木愛(すずき・あい)
    1980年生まれ、東京都出身。映画やCMなどの衣装の仕事を経て食の世界へ。都内自然食レストランや、和食店で調理を学ぶ。2010年からホリスティックリトリート穂高養生園に勤務。自然に根差した野菜の調理法を学び、季節をベースとした食と体の結びつきを意識する。著書に『なんとなく不調をととのえるスープ』『穂高養生園が教えるやさしいおやつ』(世界文化社)がある。

    穂高養生園:https://yojoen.com/



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