アスパラの粒マスタード炒めのつくり方

バターを加えることで深みのある味わいに。
材料(つくりやすい分量)

● アスパラガス(太いもの) | 6本(細ければ10~12本くらい) |
● にんにく(みじん切り) | 小さじ1/2 |
● オリーブオイル | 大さじ1 |
● 粒マスタード | 大さじ1 |
● 白ワイン | 大さじ2 |
● バター | 大さじ1 |
● 塩、白こしょう | 少々 |
つくり方
1 アスパラガスはポキッと折れるところで折り、皮つきのまま、5つぐらいの大きめの乱切りにして、バットに並べる。

2 鍋にオリーブオイル、にんにく、粒マスタードを入れてなじませる。火をつけ弱火にし、ふつふつとしてきたら1のアスパラガスを加え、絡めるように中火で炒める。

3 白ワインを回しかけ、白こしょうと塩を軽く加え、強火にして水分を飛ばす。

4 アスパラガスの緑色が濃くなったら、バターを加え、半分ほど溶けたら火を止めて器に盛る。


アスパラのこと

春から初夏にかけて旬を迎えるアスパラガス。鮮やかな緑色と甘み、独特の風味が特徴です。さまざまな調理法で楽しめますが、加熱しすぎると風味が損なわれるため、火を通しすぎないのがポイントです。
栄養面では、アスパラギン酸という成分を多く含み、疲労回復や新陳代謝の促進に役立ちます。また、葉酸やビタミンC、Eも豊富で、美容や健康維持にも効果的と言われています。
選ぶ際は、穂先が締まっていて茎が太く、切り口がみずみずしいものが新鮮です。根本の部分はかたいので、ポキッと折れるところで折り、皮がかたいときはピーラーではかまとともに薄くむきます。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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