※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです

一田さんの片づけルール 01
物の置き場を決めて元に戻す

日々使う物は、生活動線のなかに置き場所を設置。

使うたびに元に戻せば、探し物の時間もぐっと減ります。

バッグの中身を箱に

バッグがいつも居間に置きっぱなしになっている状態をなくそうと、帰宅したらバッグの中身を専用の箱にしまい、バッグは押入れの中に収納するように。

翌朝、その日使うバッグに、箱の中から必要なものを取り出して入れるのが習慣。

これならバッグを替えたときに中身の移し忘れも防げる。

一田さんの片づけルール 02
分類して使いやすく管理

ジャンルごとに収納し、ひと目でわかるようにラベリング。

あまり細かく分けすぎないのが、長続きする秘訣です。

日用品は箱でざっくり分類

居間の戸棚の中には、無印良品のポリプロピレン製の箱がずらり。文具や薬、工具など、日用品をジャンルごとに収納。

「箱の中は整頓せず、放り込むだけです」

無理をしすぎず、心地よく片づけを続けるための極意。

食料品は見える収納に

毎日使う食料品の収納は、奥まで見通せることを重視。調味料、乾物、缶詰など、種類別にかごに。

右下は「夫専用のかご。自分で買ってきたお酒などを入れるよう頼んだら、散らからなくなりました」

書類はクリアファイルに

仕事の資料や原稿は、テーマごとにクリアファイルに入れてファイルボックスに。

箱の手前から新しいものを入れ、古いものは一定期間がすぎたら処分。

ラベルは簡単に取り外せるタイプを使用。

ノートは大きさをそろえる

20年以上、取材のときに使っているのが無印良品のB5サイズのリングノート。

同じ大きさでそろえているので、仕事部屋に並べてもすっきり見える。

日付やテーマを記したラベルを貼って管理。

〈撮影／有賀 傑　取材・文／嶌 陽子〉

一田憲子（いちだ・のりこ）
人気シリーズ『暮らしのおへそ』（主婦と生活社）をはじめ、雑誌や書籍などの企画、編集、執筆を手がける。著書に『おしゃれの制服化』（SBクリエイティブ）など多数。http://ichidanoriko.com/