四季の移ろいを感じる里山で暮らす、主婦のぬ衣さん。真っ白な空間にアンティーク家具が映える美しい自宅に伺い、すっきり暮らす秘訣を聞きました。家の中の滞りをなくし、風を通すと、自然とよいめぐりが生まれます。
(『天然生活』2024年6月号掲載)
ぬ衣さんの「すっきりと見える」家の工夫3つ
すっきり見える工夫01
サッと投げ込める場所を持つ

普段使いのカトラリーや菜箸、キッチンばさみなど、使用頻度の高いものを入れている白い工具箱。「この中は乱雑でも大丈夫」という収納場所をひとつ持っておくと、台所仕事が気楽に。
すっきり見える工夫02
食卓の上は、いつでもすっきり

食事やお茶のとき以外は、上には何もものを置かないと決めている、ぬ衣さん。テーブルは家の中心にあり、どこにいても目に入る場所だからこそ、すっきりの効果が大きくなる。
すっきり見える工夫03
ふきんやタオルは、紺に統一

白と黒と自然素材でまとめられた空間に、差し色として登場する紺。白は汚れやへたりが目立つため、紺を試したらしっくりきたのだそう。自分で縫い付けた赤いループがアクセントに。
〈撮影/砂原 文 取材・文/片田理恵〉
ぬ衣(ぬい)
専業主婦として家庭を支え、家事と子育て中心の生活を送る。夫の退職を機に里山へ移住し、現在は自然に囲まれた土地で夫婦ふたり暮らし。ファッション、インテリア、建築、古道具をこよなく愛する。お気に入りの家具や器、雑貨、自作のバッグなどを並べたアトリエ「Cava」で、友人たちと過ごす時間を楽しむ日々。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです