熱がこもることでできる
吹き出物(ニキビ)
身体のなかに熱がこもることが原因でできてしまう「吹き出物(ニキビ)」。
もともと熱がこもりやすい体質だったり、ストレスや生活習慣により熱がこもっていることもあります。
吹き出物やニキビができると、せっかくお気に入りの服を着ても、メイクを施しても、なんだか気持ちが下がってしまいますよね。
そんなとき、私は「小豆」と「ハトムギ」と「緑豆(りょくとう)」を積極的に食べたり、お茶に取り入れるようにしています。
これは「むくみ」への対処法でもご紹介した食材ですが、もともと食材にはいくつもの力が備わっているので、ここでもおすすめできます。

まず、日本でもよく食べられている小豆には“美容のビタミン”と呼ばれるビタミンCや、エイジングケアで注目されているポリフェノールがたっぷりと含まれています。
そして化粧水としても人気のハトムギには、肌のターンオーバーを高める働きが期待できるんです。
最後に緑豆は、身体にこもった熱を冷まして炎症を鎮めるといわれています。
このように、食の力に頼りながら肌の悩みと向き合うことで、その場の吹き出物やニキビを解決するだけでなく、身体の内側から整えることができると感じています。
そこから次なる肌荒れの予防にもつながりますし、身近な食材で養生できるところも気に入っているんです。
〈監修/柳沢侑子 イラスト/網中いづる〉
※本記事は『台湾美人式 おまもり漢方習慣』(扶桑社)からの抜粋です。
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台湾美人式の“ご自愛法”を、余すことなく紹介します。
日本でも簡単に取り入れられる方法や、ご自愛レシピまで。
女性の美と健康に寄り添う漢方のライフスタイルブランド「DAYLILY(デイリリー)」が紡ぐ、日々の“おまもり”になるような1冊です。
【CONTENTS】
● PART1 台湾美人的 きれいをつくる日々の知恵
● PART2 悩みにこたえる台湾美人のご自愛法
● COLUMN
・台湾茶をはじめよう
・DAYLILYが案内する、台湾のお店紹介 など
DAYLILY(デイリリー)
台湾で漢方薬局を営む父を持つ台北出身のEri(王 怡婷)と北海道出身のMoe(小林 百絵)が立ち上げた、台湾発・漢方のライフスタイルブランド。台湾で古くから親しまれる「漢方」を、薬だけではない“食事や生活習慣を含めたライフスタイル”として捉え、バラエティー豊富な商品を展開している。2018年3月、台北にDAYLILY1号店をオープンしたのち、2019年には日本へ上陸。女性の美と健康に寄り添った商品づくりの傍ら、インスタグラムやYouTube「DAYLILY Channel」、Podcast「日曜、お茶しない?」でも注目を集める。
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