• 60代を迎えた料理応援家の本多理恵子さん。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、ジッパー付きポリ袋だけでささっとつくる「キウイソース」のお話です。

    手でつぶすだけで簡単につくれる「フルーツソース」

    急に本格的な暑さが訪れ、冷たい飲み物やデザートを口にすることが増えました。

    しかし、さすがにいつもジュースやアイスばかりではカロリーや健康面も気になりますよね。

    そこで、フルーツを使ったソースを常備しておくことをおすすめしたいと思います。

    今回はキウイを使います。

    季節によって、いちごや桃、すいかなど、手でつぶせるやわらかいフルーツを選んでください。

    画像: 今回はキウイを使用。季節によってさまざまな果物を使っても。(やわらかいものを選ぶのがポイントです)

    今回はキウイを使用。季節によってさまざまな果物を使っても。(やわらかいものを選ぶのがポイントです)

    つくり方はとても簡単。

    厚手のジッパー付きポリ袋に、皮をむいたフルーツとお砂糖を入れて、手でお好きな状態までつぶして完成です。

    少し時間がたつととろみが出てきます。

    画像: 火にかけなくても、手でつぶすだけでおいしいソースがつくれます

    火にかけなくても、手でつぶすだけでおいしいソースがつくれます

    ソースとして使うほか、ソーダや洋酒で割ったり、シャーベットにしたり

    ヨーグルトやかき氷のソースとしても使えますが、ソーダで割って飲めばさっぱりとおいしく、フルーツのやさしい甘さと色も楽しめます。

    ジンやラムなどの洋酒に合わせて、キリリといただくのも夏らしくてよいですね。

    また、少し多めにつくって袋の中で平らにして冷凍しておけば、そのまま手で割ってシャーベット感覚でいただくこともできます。

    フルーツはビタミンやミネラルを多く含みます。

    冷たくて甘いお菓子などを摂取するより、だいぶ罪悪感が減ると思います。

    お手軽にできるので、ぜひ暑い時季にご活用ください。

    「キウイソース」のつくり方

    画像: 「キウイソース」のつくり方

    材料

    ● キウイ1個
    ● 砂糖小さじ2

    つくり方

    厚手のジッパー付きポリ袋に、皮をむいたキウイと砂糖を入れて手でつぶす。

    画像: つくり方


    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
    ● Instagram:@cafe.rietta
    ● Voicy:@cafe.rietta
    ● ブログ:https://ameblo.jp/caferietta/

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