心身を元気にしてくれる植物の力。季節に合わせた植物のお手当てを上手に取り入れましょう。植物療法士・岡野真弥さんに、「精油スプレー」のつくり方を教えていただきました。持ち運びもできるので、外出先で気分を落ち着かせたいときや、においが気になるときにもおすすめです。
(『天然生活』2024年8月号掲載)
(『天然生活』2024年8月号掲載)
気分のリラックスのほか、掃除や消臭にも
植物療法士の岡野真弥さんに、植物の力を取り入れたセルフケアとして「精油スプレー」のつくり方を教えていただきました。
精油、エタノール、精製水を混ぜてつくるスプレーは、一度つくっておけば3カ月ほどもちます。
抗菌作用のあるティートリーを掃除に使ったり、好みの香りを持ち歩いて外出先で気分を落ち着かせたりするのにも便利。
においが気になるときには、シュッとひと吹きすれば消臭効果もあります。
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▼植物の力を取り入れたセルフケア「フィトセラピー」とは? 最初のお話はこちら
精油スプレーのつくり方

1 ビーカーなどに無水エタノール5mLと精油6滴を入れて、スプレー容器に移しよく振り混ぜる。
2 1に精製水20mLを加えよく振り混ぜる。空間にスプレーして使う。
保存期間:冷暗所で3カ月
次回は、香りを楽しむ「ポプリのつくり方」をご紹介します。どうぞお楽しみに!
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▼「植物の力で『自然のお手当て』」記事一覧
〈監修/岡野真弥 イラスト/わたなべみきこ 取材・文/工藤千秋〉
岡野真弥(おかの・まや)
植物療法士・ライフコーチ。林真一郎氏に師事し、心身の不調を植物の恵みで改善。セルフラブの大切さを発信。アラン・コーエン氏のアシスタントティーチャー。著書『心と体がととのうフィトセラピー 植物のチカラを暮らしに生かす』(池田書店)。
インスタグラム:@selflove_maya
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです