(『天然生活』2024年7月号掲載)
「理想のクローゼット」に整えるための6ステップ
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
STEP1
クローゼットを開けたときの感情を見極める

まずは自分のクローゼットを開けてみましょう。そのとき、どんな気分がしますか。
「もっときれいになっていたらいいのに」「ものが詰まっている感じが嫌だなあ」など、一度クローゼットとじっくり向き合ってみることが大切です。「もうひとつ大事なのは、人生につながるこの場所を変えようと、決心することだと思います」
STEP2
理想の分量に整えてみる

クローゼットの中にどれくらいの量の服があるのが理想的かを思い浮かべ、その分量にしてみましょう。最近出番がない服は間引き、いったん別の場所に保管を。1週間ほどそのクローゼットにある服だけでやりくりしてみてください。
「クローゼットの見た目が変わると思考も変わる。この間にどんな気づきがあるか、自分を観察して」
STEP3
服がなくても大丈夫な自分を体感する

1週間毎日同じ格好をしたり、2パターンの服を交互に着たりと、服の量が減ったクローゼットで暮らすうちに、いろいろな発見があるはず。
「服が少なくても小物や靴でおしゃれを楽しめることに気づいたり、選ぶストレスが減って楽になったり。服がなくても大丈夫な自分を経験できたら、手放すことへの抵抗も減るはずです」
〈監修/昼田祥子 取材・文/嶌 陽子 イラスト/須山奈津希〉

昼田祥子(ひるた・さちこ)
ファッションエディター歴21年。出版社勤務を経てフリーランスに。2016年に大規模なクローゼットの片づけに着手、その体験を綴った著書『1000枚の服を捨てたら、人生がすごい勢いで動き出した話』(講談社)が話題に。2023年からは瞑想インストラクターとしても活動中。
インスタグラム:@hiru.1010
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです