夏バテ予防にも。あると便利な「夏の常備菜」
毎日暑い日が続きます。
こう暑いと食べたいものが思い当たらなかったり、全体的に食欲が落ちたりする方も多いのではないでしょうか?
しかし、夏バテ防止の観点からも、バランスよく食事を摂りたいものです。
毎回キッチンに立つのもおっくうになるこの季節こそ、冷蔵庫に常備菜を用意しておきましょう。
暑いときにも箸が進む、さっぱりとしたカレー味のピクルス
今回は暑いときにも箸が進む、カレー味のピクルスをご紹介します。
まず、鍋でピクルス液を一度煮たてて用意しておきます。
そこへ、軽く湯がいた大根を漬ければ完成です。
15分ほど漬けてなじませれば食べられますが、冷蔵庫で半日ほどしっかり冷やして、味をしみ込ませたものがおすすめです。
大根のかわりに、カリフラワーでもおいしく鮮やかに仕上がります。

さいの目切りにした大根を軽く茹で、ピクルス液に漬けるだけ!
ポテトサラダの具材や卵かけごはんの味変など、アレンジも自在!
マヨネーズと相性がよいので、そのまま副菜としていただく以外にも、刻んでポテトサラダや卵サラダに混ぜて使ってもよいでしょう。
私は、卵かけごはんやお茶漬けに合わせています。
単調になりがちなメニューでも、シャキシャキ食感と酸味のあるカレー味がちょうどよいアクセントになります。
ぜひ夏場をしのぐ副菜や、味変のアイテムとしてお試しください。
「大根のカレーピクルス」のつくり方

材料(つくりやすい分量)
● 大根 | 5cm分(皮をむいて1cm角切り) |
● A(ピクルス液) | |
・水 | 30mL |
・酢 | 30mL |
・塩 | 小さじ1/4 |
・砂糖 | 大さじ1と1/2 |
・カレー粉 | 小さじ1/2 |
・輪切り唐辛子 | 1/2本分 |
・ローレル | 1枚 |

つくり方
1 鍋にAの材料を入れて中火で加熱し、砂糖が溶けたら火を止めて容器に移す。

2 切った大根とひたひたの水を鍋に入れ、塩ひとつまみを入れて中火で加熱する。

3 沸騰したらザルにとって1のピクルス液に漬ける。

4 15分ほどなじませたら完成。

保存期間:冷蔵庫で1週間
本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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Rietta@稲村ケ崎
本多理恵子・Cook&Retreat@稲村ケ崎さんのブログです。最近の記事は「「noteメンバーシップ」レシピページの見本を限定公開します!(画像あり)」です。
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