• 60代を迎えた料理応援家の本多理恵子さん。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、暑いときにも箸が進む「大根のカレーピクルス」のお話です。

    夏バテ予防にも。あると便利な「夏の常備菜」

    毎日暑い日が続きます。

    こう暑いと食べたいものが思い当たらなかったり、全体的に食欲が落ちたりする方も多いのではないでしょうか?

    しかし、夏バテ防止の観点からも、バランスよく食事を摂りたいものです。

    毎回キッチンに立つのもおっくうになるこの季節こそ、冷蔵庫に常備菜を用意しておきましょう。

    暑いときにも箸が進む、さっぱりとしたカレー味のピクルス

    今回は暑いときにも箸が進む、カレー味のピクルスをご紹介します。

    まず、鍋でピクルス液を一度煮たてて用意しておきます。

    そこへ、軽く湯がいた大根を漬ければ完成です。

    15分ほど漬けてなじませれば食べられますが、冷蔵庫で半日ほどしっかり冷やして、味をしみ込ませたものがおすすめです。

    大根のかわりに、カリフラワーでもおいしく鮮やかに仕上がります。

    画像: さいの目切りにした大根を軽く茹で、ピクルス液に漬けるだけ!

    さいの目切りにした大根を軽く茹で、ピクルス液に漬けるだけ!

    ポテトサラダの具材や卵かけごはんの味変など、アレンジも自在!

    マヨネーズと相性がよいので、そのまま副菜としていただく以外にも、刻んでポテトサラダ卵サラダに混ぜて使ってもよいでしょう。

    私は、卵かけごはんお茶漬けに合わせています。

    単調になりがちなメニューでも、シャキシャキ食感と酸味のあるカレー味がちょうどよいアクセントになります。

    ぜひ夏場をしのぐ副菜や、味変のアイテムとしてお試しください。

    「大根のカレーピクルス」のつくり方

    画像: 「大根のカレーピクルス」のつくり方

    材料(つくりやすい分量)

    ● 大根5cm分(皮をむいて1cm角切り)
    A(ピクルス液)
    ・水30mL
    ・酢30mL
    ・塩小さじ1/4
    ・砂糖大さじ1と1/2
    ・カレー粉小さじ1/2
    ・輪切り唐辛子1/2本分
    ・ローレル1枚
    画像: 材料(つくりやすい分量)

    つくり方

     鍋にの材料を入れて中火で加熱し、砂糖が溶けたら火を止めて容器に移す。

    画像1: つくり方

     切った大根とひたひたの水を鍋に入れ、塩ひとつまみを入れて中火で加熱する。

    画像2: つくり方

     沸騰したらザルにとってのピクルス液に漬ける。

    画像3: つくり方

     15分ほどなじませたら完成。

    画像4: つくり方

    保存期間:冷蔵庫で1週間



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
    ● Instagram:@cafe.rietta
    ● Voicy:@cafe.rietta
    ● ブログ:https://ameblo.jp/caferietta/

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