「小松菜のごま煮」のつくり方

ねりごまをとかした汁で煮る「ごま煮」を知ったのは、精進料理だったでしょうか。
みそとは違う濃厚な味わいにすっかり魅せられて、豆腐、なすなどで、ごま煮を作りました。
小松菜も、なかなかです。
つくり方(おすすめの分量)
小松菜1袋は4cm長さに切る。
サラダ油小さじ1を熱して茎を炒め、葉も加えてひと炒めし、だし1/2カップ、しょうゆ・みりん各大さじ1、砂糖小さじ1を加えて煮る。
しんなりしたら、ねりごま大さじ2を加えて混ぜる。
ゆでておけばすぐ一品。2〜3日保存もOK
小松菜は、塩小さじ2を加えた熱湯5カップでゆでて下ごしらえをしておけば、2〜3日は保存ができます。
ドレッシングをかけるだけで一品に。

ブロッコリーも同様、ゆでるなどの下ごしらえで2〜3日もちます。小ねぎは小口切りにして保存可能
本記事は、『大人のひとりごはん100文字レシピ』(著・川津幸子/主婦の友社)からの抜粋です。
* * *
材料も手間も最小限!
簡単で味が決まる100文字レシピで、ひとりの食事作りの億劫さを解決
歳を重ねても食を楽しみ、元気に過ごすための82品
●ごはん作りが億劫な日も「これなら作れる!」と思える、わずか100文字の最強レシピ。
●省ける手間は省き、おいしさのツボは押さえた100文字レシピは、「簡単なのに、丁寧な味わい」
●この1冊があれば、もうレパートリーには困らない! 肉・魚・大豆のメインおかずから、野菜たっぷりサブおかず、ごはんや麺類まで充実の82品。
●70歳のベテラン料理家の元気の秘訣は、毎日の食事。普段の食事や積極的にとりたい食材も紹介
●食事作りは毎日のことだから、息切れせずに続けるコツを解説
●筋肉をキープするために、たんぱく質がたっぷりとれるレシピを
●野菜1つで作れる副菜で、毎日しっかりビタミン・ミネラル補給
●マンネリしがちな時は、「新しい調味料」を1つ使ってみると味の扉が開きます
●ときには少し手間をかけて、親しい人と食事を楽しむのも心の栄養に
著者が書き下ろす、料理にまつわる文章も魅力。
いつまでも元気で好きなことを楽しむため、この100文字レシピを相棒に、毎日の食事作りを気楽においしく続けていきましょう!
<撮影/佐山裕子 スタイリング/綾部恵美子 料理アシスタント/高山かづえ>

川津幸子(かわつ・ゆきこ)
料理家。料理編集者として数々のヒット作を手がけた後、フランス料理を基礎から学ぶ。以後は、料理家と編集者を兼ねながら、料理の楽しさを伝えている。おいしく作るコツを凝縮した『100文字レシピ』シリーズをはじめ、作る人の視点に立った簡単で味が決まるレシピは、料理初心者からベテランまで幅広い層に人気。著書に『100文字レシピ プレミアム』(新潮文庫)など。