(『天然生活』2024年8月号掲載)
頼れるアイテムで心地よく夏を過ごす
東京から山梨に拠点を移し、3度目の夏を迎える長田佳子さん。
標高が高く、強い日差しが照りつけるこの地でいま、大切にしているのは「小さな予防とこまめなアフターケア」と話します。
そんな長田さんに、暑さから体を守るための愛用品を教えてもらいました。
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▼前回のお話はこちら
https://tennenseikatsu.jp/_ct/17781150
長田佳子さんの夏の必需品〈暑さ対策〉
1.麦わらとリネンの帽子

定番の帽子3種。「ざぶざぶっと大胆に洗えるのもリネンの魅力です」
「畑や庭では、帽子は身をまもる道具のひとつ」と長田さん。
リネンブランド「フォグリネンワーク」でハットをデザインする際も、首の後ろまでまもれるつばを最初に思い描いたとか。
「リネンは放湿性に優れ、夏の帽子にぴったりだと、山梨の夏で実感しました」
2.ハイランドレメディーズのスカルプケア用品

スカルプローションはアルニカにティートリー油を入れ、清涼感をプラス。
左)アルニカマッサージオイル 60mL、右)アルニカスカルプローション 120mL/ヴェルデナチュール
東京・下北沢の「マヒナファーマシー」で出合ったスカルプローション(写真右)。
「血のめぐりや、肌の健康に役立つ『アルニカ』というハーブが主役。
暑い日にもこれを使うと頭がすっきりします。
気に入って、マッサージオイルも購入。夏の疲れに使いたいです」
3.手づくりのハーブウォーター

左はゼラニウム、レモンバーム、ローズマリー、カレンデュラ。右はドライローズとカルダモンを水出しで
フレッシュハーブが元気な季節は、冷蔵庫にハーブウォーターを常備。
「水分不足は肌の乾燥にもつながるもの。
夏の朝は庭でハーブを摘んで水に入れ、水とともに季節のハーブの力を取り入れることを意識します。
ハーブティーをアイスにするより味がやさしいので、味のない水を飲むのが苦手な方にもおすすめです」
次回は、長田佳子さんの「紫外線対策のおすすめアイテム」をご紹介します。どうぞお楽しみに!
〈撮影/田尾沙織 構成・文/玉木美企子〉
長田佳子(おさだ・かこ)
「foodremedies」の屋号で2015年より活動。2021年からは山梨県にてラボ&アトリエショップ『SALT and CAKE』を主宰している。著書『はじめての、やさしいお菓子』(扶桑社)が好評発売中。https://foodremedies.jp/
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです