とうもろこしシュウマイのつくり方

大きめに切った玉ねぎが、存在感があっておいしい。
材料(12個分)

● とうもろこし(実を外す。ひげも使う) | 1本 |
●A | |
・豚ひき肉(粗挽き) | 200g |
・しょうが(みじん切り) | 小さじ1 |
・玉ねぎ(5mm角) | 1/2カップ |
・干しえび(5mm角) | 大さじ2 |
・塩 | 少々 |
・こしょう | 少々 |
・酒 | 大さじ2 |
・ナンプラー | 大さじ1 |
● 薄力粉 | 適量 |
とうもろこしの粒(実)のばらし方
とうもろこしは皮を剥きひげがついたまま、まな板にのせ、芯と実のぎりぎりのところに包丁入れて4面切り落とす。

立てるよう置き、角を切り落とす。

つくり方
1 ボウルにAを入れ、粘り気が出るくらいまで手でよく混ぜる。

2 ピンポン玉くらいの大きさに丸めて、薄力粉をふったバットに並べる。上からも薄力粉をふる。

3 別のバットにとうもろこしの実とひげを入れて薄力粉をまぶす。

4 2の肉団子のまわりに3のとうもろこしをつける。このとき、軽く握るようにしてとうもろこしをしっかりつける。湯気が上がった蒸し器で10分ほど蒸す。


とうもろこしのこと

ぷちっとはじける粒から甘味があふれるとうもろこしは、日本の夏を代表する野菜のひとつです。
近年は糖度が高く、生でも食べられる「ゴールドラッシュ」や「ピュアホワイト」といった品種が人気。「ゴールドラッシュ」は粒皮がやわらかく、収穫後も甘さが長持ちするのが特徴で、白い実の「ピュアホワイト」は見た目の美しさと上品な甘さが人気です。
食物繊維やビタミンB群が豊富で、栄養価も高く、芯やひげもだしとして使えます。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司 取材・文/佐藤雅子〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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