福島から北海道に移住して、無肥料・無農薬で作物を育てる「たべるとくらしの研究所」安斉さんご夫婦に、使い道に困るセロリの葉の部分を使ったセロリの葉のオイルペーストのつくり方を教えていただきました。『天然生活web』に掲載された記事の中から、夏におすすめの食材を使い切るアイデアを紹介します。
(『天然生活』2020年8月号掲載、『天然生活web』初出2023年9月19日)
(『天然生活』2020年8月号掲載、『天然生活web』初出2023年9月19日)
安斉さんに教わる、残りものを使い切るアイデア
使い道に困る野菜の葉を使った、アイデアレシピを教えてもらいました。
セロリの葉のオイルペースト

セロリは隠し味として活躍する野菜のひとつ。使いきれない葉の部分は、ぜひペーストに。
炒めものやスープ、オムレツをつくる際に少量入れると、味に奥行きが生まれます。
材料(つくりやすい分量)
● セロリの葉、オリーブオイル | 1:1を目安 |
● 塩 | セロリの葉の重量の10% |
つくり方
フードプロセッサーにすべての材料を入れ、攪拌する(ペースト状になればいいので、オイルは少なくてもよい)。びんに分けて保存する。
*びんにペーストを入れたあと、ふたをするようにオリーブオイルを注ぐとカビにくい。
*開封前は冷暗所で1カ月、開封後は冷蔵庫で1週間保存可能。大量の場合は保存袋に入れ、冷凍保存しても
〈撮影/古瀬 桂 取材・文/遊馬里江〉
「たべるとくらしの研究所」 安斎伸也さん・明子
(たべるとくらしのけんきゅうじょ/あんざい・しんや、あきこ)
北海道・蘭越町で、食と暮らしを研究中。加工品は、オンラインストアにて不定期で販売。月に1度、札幌の「庭キッチン」の厨房を担当。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです