(『つくりたくなる日々レシピ』より/『天然生活web』初出2023年7月9日)
いただきますまで20分
ふだん使いの気楽なレシピ
料理家・長谷川あかりさんのふだんのおかずは、とてもシンプル。
材料をできるだけ少なくし、下ごしらえの手間やまな板の出番を最小限にしています。
料理をするのは面倒だけど、外食やお惣菜の気分でもない……。
そんなときに、レパートリーに加えておくと心強い、20分以内でつくれるレシピをご紹介します。
焼かないショウガ焼きのつくり方

焼かないからお肉がふんわり。
びっくりするほど玉ねぎを使いますが、甘くとろけて、ペロリと食べられます。
材料(2人分)
● 豚バラしゃぶしゃぶ用肉 | 180g |
● 玉ねぎ | 中2個 |
● ショウガ | 2かけ |
● ミョウガ | 1個 |
● A | |
・料理酒 | 100mL |
・しょうゆ | 大さじ1と1/2 |
・塩 | ひとつまみ |
● 炒りごま(白) | 適量 |
つくり方
1 玉ねぎは薄切りにする。ショウガ1かけはすりおろし、もう1かけは千切りにする。ミョウガも千切りにし、豚肉が大きい場合は食べやすい大きさに切る。

2 フライパンに玉ねぎを入れ、豚肉を全体に広げてのせる。ショウガの全量、Aを加え、中火にかける。

3 沸騰したら玉ねぎをほぐしながら全体を混ぜ、フタをして弱めの中火で15分蒸し煮にする。再び全体を混ぜたら火を止めて器に盛り、ミョウガをのせ、ごまをふる。

※ 本記事は『つくりたくなる日々レシピ』(扶桑社)からの抜粋です
〈撮影/山田耕司 スタイリング/久保田朋子〉

長谷川あかり(はせがわ・あかり)
料理家、管理栄養士。埼玉県生まれ。10歳から20歳まで子役・タレントとして活動、NHK『天才てれびくん』はじめ、さまざまな番組に出演する。大学で栄養学を学んだ後、SNSで始めたレシピ投稿が注目を集め、瞬く間に大反響となり人気アカウントに。雑誌、Web、テレビなどで幅広くレシピ開発を行う。近著に、自身のライフスタイルを紹介したパーソナルムック『長谷川あかり DAILY RECIPE Vol.3』(扶桑社)。
X(旧Twitter):@akari_hasegawa
Instagram:@akari_hasegawa0105
“ 食べる”と“つくる”がもっと楽しい夏が来る!
料理家・管理栄養士の長谷川あかりさんによる、パーソナルムック第3弾!
今回は第一特集で、薬味、レモン、ハーブという、長谷川さんレシピの代名詞でもある食材を主役にしたレシピをどどんと掲載。
続く第二特集では、疲れてクタクタなときにもつくれて、栄養バランスもばっちりな、「15分でつくれる一皿完結ごはん」を紹介します。
さらに皮からつくるタコスや、繰り返し食べているお気に入りパン、朝ごはん代わりにもなるスイートドリンクなど春~夏にぴったりなレシピ&特集が満載です。
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