市販のコーンクリーム缶でつくる「簡単コーンスープ」
夏になるとよくつくるスープです。食欲がないときや何をするのも面倒なとき、でもちょっとおなかに何か入れたいときにつくります。
ペースト状になった「コーンクリーム缶」を使います。粒コーン缶よりマイナーなので、缶詰売り場で間違わないように探してください。
最近は缶と紙パックの両方を見かけますが、私は常にいくつか買い置きをしておきます。
このコーンクリーム缶と同量の豆乳をまぜ、味付けは「白だし」で加減して完成です。ただし、白だしはメーカーによって希釈倍率が異なるので「お吸い物」など汁物の配合を参考に、少しずつ加えてお好みの濃さにしてください。
加熱せず、混ぜれば完成という簡単さです。お好みですが、風味付けとして、仕上げにオリーブオイルを少し垂らしました。

火を使わず、手軽にコーンスープが完成!
加熱する場合は卵を入れたり、鶏がらスープで味付けしても
鍋で加熱してつくり、最後に溶き卵を加えれば卵入りコーンスープにもなります。これは冬の寒い時季、おなかを温めたいときにつくります。
どちらも混ぜるだけ。加熱するかどうかはその日の気分次第です。
今回は非加熱でもよくなじむ「白だし」を使いましたが、加熱する場合は顆粒の「鶏がらスープの素」を使うのもおすすめ。中華コーンスープになります。
個人的には無調整豆乳が合うと思いますが、もちろん普通の牛乳でもおいしくつくれます。いざというときの簡単な汁物として、ぜひご活用ください。
「簡単コーンスープ」のつくり方

材料(つくりやすい分量)
● コーンクリーム缶(190gを使用) | 1缶 |
● 無調整豆乳 | コーンクリーム缶と同量 |
● 白だし | 大さじ2~ |
● オリーブオイル | 適量 (お好みで) |

つくり方
1 ボウルにコーンクリーム缶を入れ、別の容器に同量の豆乳を注ぎ、ボウルに加える。

2 よく混ぜながら白だしを加えて味を調える。
3 器に注ぎ、お好みでオリーブオイルを垂らす。
〈温かいコーンスープをつくる場合は〉
上記と同様に鍋に入れて中火で加熱し、溶き卵を混ぜて出来上がり。
本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
● Instagram:@cafe.rietta
● Voicy:@cafe.rietta
● ブログ:https://ameblo.jp/caferietta/
* * *