• 子供の頃にガイドブックを開き、旅を想像して胸を膨らませたように。『わたしの週末ソウル』(kazumi 著/宝島社)では、モデルのkazumiさんが「いま一番好きな韓国」を案内します。大切な友達や家族を連れていくなら? と、食・服・器・雑貨・美容・カルチャーから本当におすすめしたい場所だけを厳選。今回は、本書のなかからkazumiさんお気に入りの「カフェ」と「工芸店」を紹介します。

    SELECTED CRAFTS
    日常餘百 イルサンヨベク/일상여백

    セレクトショップ「日常餘百(イルサンヨベク)」を訪れたとき、若い頃に自ら陶磁器を作っていたというオーナーの原点が、この空間の凜とした雰囲気と奥行きを作っているのだと感じました。

    画像: 作品を選ぶときに大切にしているのは、伝統技法の基盤の上に作家の創意があり、それが熟練した技術と美しく調和していること。

    作品を選ぶときに大切にしているのは、伝統技法の基盤の上に作家の創意があり、それが熟練した技術と美しく調和していること。

    ここでは陶磁器、木工芸、金属工芸、ガラス工芸、紙工芸、繊維工芸、アンティーク、絵画など、35名以上の作家による、多彩な作品が扱われています。

    オーナーの「最も韓国的なものが最も美しいと深く意識するようになった」という言葉が、とても心に残っています。

    「韓国の道具には、寛大な心が染み込んでいる」

    そんなオーナーの言葉どおり、器や工芸品は美術館のように並びながらも、日常にすっと寄り添ってくれるような佇まい。

    肩の力を抜いて、気軽に手に取って、長く大切に使いたくなる。

    そんな一生ものの器に、ここならきっと出合えるはずです。

    日常餘百 イルサンヨベク/일상여백
    住所:ソウル特別市 鍾路区 紫霞門路17キル 12-15(서울특별시 종로구 자하문로17길 12-15)
    営業時間:10:00〜18:00
    定休日:月曜日
    最寄り駅:地下鉄3号線 景福宮駅 徒歩11分
    @ilsangyeoback

    本記事は、『わたしの週末ソウル』(kazumi 著/宝島社)からの抜粋です

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    『わたしの週末ソウル』(kazumi 著/宝島社)

    『わたしの週末ソウル』(kazumi 著/宝島社)

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    さまざまなファッション誌や広告で活躍するモデルkazumiさんが、毎月渡韓するほど愛してやまないソウルのおすすめスポットを紹介するガイドブックです。
    食、ファッション、器・雑貨、美容、カルチャーをテーマに、kazumiさんならではの視点でホットな場所やトレンド情報を厳選! また、月刊誌『リンネル』で2024年9月号から2025年8月号まで掲載された連載「kazumiが学ぶ、ときめきの韓国」を再編集した内容も収録されています。韓国初心者はもちろん、韓国に行き慣れた人たちにとっても新たな発見がある、旅のお供にピッタリな一冊です。


    <撮影/Yutaro Yamane(TRON) ヘア&メイク/Yuka Takamatsu スタイリスト/Asuka Ishii ロケーションコーディネート/Aiko Futamata 編集・文/Shoko Matsumoto>

    kazumi(かずみ)
    モデル。奈良県出身。『リンネル』をはじめ、女性誌を中心にCM、広告などで活躍中。ナチュラルながらも大人可愛い着こなしに定評があり、ファッションアイコンとしてInstagram(@kazumi0728)やYouTubeチャンネル『kazumi room』でも絶大な人気を誇る。韓国にはドラマをきっかけに興味を持ち、推し活に勤しむ中、韓国語を学んだり、月に一度のペースで韓国へ旅をしたりしている。



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