ぴかぴかの炊き立ての新米を楽しむためには、ごはんに合うおかずが欠かせません。ごはんが進むとっておきのおかずを、教えていただきました。今回は、料理家の飛田和緒さんに「きのこの佃煮」のつくり方を教わりました。
(『天然生活』2024年10月号掲載)
(『天然生活』2024年10月号掲載)
「きのこの佃煮」のつくり方

きのこの旨みがじんわりおいしい甘辛味。
好みのきのこで組み合わせを楽しんで。
材料(つくりやすい分量)
● 好みのきのこ(しいたけ、エリンギ、しめじ、えのきだけ) | 500g |
● 酒 | 大さじ2 |
● しょうゆ | 大さじ1と1/2 |
● みりん | 大さじ1 |
● しょうがのしぼり汁 | 小さじ1 |
つくり方
1 しいたけは石づきを除き軸ごと薄切りに、エリンギは縦半分に切ってから斜め薄切り、しめじは石づきを除き半分の長さに切りほぐし、えのきだけは根元を落とし、長さ3等分に切りほぐす。
2 鍋に1、酒、みりんを入れ中火にかけて混ぜ合わせ、弱めの中火にしてふたをし、5分煮る。
3 きのこから水分が出てきたらふたを取り、しょうゆを加え中火に戻し、汁がなくなるまで煮詰めたら火を止め、しょうが汁を加えて混ぜ合わせる。粗熱が取れるまでおき、保存容器に入れる。
※佃煮は冷蔵庫で4~5日保存可能。
<料理/飛田和緒 撮影/川村 隆 スタイリング/久保原惠理>
飛田和緒(ひだ・かずを)
神奈川県の海辺の町に暮らす。娘が大学進学のため独立し、夫とふたり暮らしに。気負わずつくれるレシピが人気。著書に『おいしい朝の記憶』『くりかえし料理』(ともに扶桑社)など。インスタグラム@hida_kazuo
※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです