しいたけの肉詰め、油焼きのつくり方

マヨネーズで焼くことで、酸味がプラスされ、コクのある一品に。
材料(8個分)

● 生どんこしいたけ | 8枚 |
● 薄力粉 | 適量 |
● 豚ひき肉(赤身) | 200g |
● 長ねぎ(みじん切り) | 1/2本 |
● しょうが(みじん切り) | 小さじ1 |
● にんにく(みじん切り) | 小さじ1 |
● 卵 | 1/2個 |
● 塩、白こしょう | 少々 |
● マヨネーズ | 大さじ1 |
つくり方
1 石づきを取ったしいたけを、傘を下にして並べ、薄く薄力粉をふる。石づきは下の部分を切り落とし、手で細かく割く。


2 ボウルにしいたけの石づき、豚ひき肉、しょうが、にんにく、ねぎを入れて混ぜ、卵を少しずつ量を加減しながら加え、全体がまとまるまでよく混ぜて塩、こしょうをふる。


3 2を丸め、1のしいたけに詰め、薄力粉をふる。


4 フライパンにオリーブオイルとマヨネーズを入れる。3のしいたけを、傘を下にして並べ、中火の弱でゆっくり焼く。しいたけの周りが白っぽくなったら返し、ふたをして中火の弱でゆっくり火を通す。全体が焼けたらふたを外して少し焼き水分を飛ばす。ペーパータオルの上にあげて油を切る。


5 器に盛り、フライパンに残ったソースをかける。
しいたけのこと

しいたけは、日本を代表するきのこ。古くから食用・薬用として親しまれてきました。原木や菌床で栽培され、国内では一年を通じて安定して流通しています。独特のうま味と香りの成分「グアニル酸」を多く含み、だしの材料としても重宝されます。
食物繊維やビタミンD、ミネラルも豊富で、健康維持や免疫力の向上に役立つしいたけ。料理法は多彩で、煮もの、焼きもの、炒めもの、汁ものなど和洋中を問わず幅広く活用できます。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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