セロリと豚肉の汁ビーフンのつくり方

セロリを入れたら、食感が残るように煮すぎないのがポイント。
材料(2人分)

| ● ビーフン | 150g |
| ● 熱湯 | 適量 |
| ● ごま油(ビーフン戻し用) | 大さじ1 |
| ● 長ねぎ | 1/4本 |
| ● ごま油(スープ用) | 大さじ1 |
| ● 豚肩ロース | 100g |
| ● セロリ | 1/2本 |
| ● 紹興酒 | 大さじ2 |
| ● チキンスープ | 2と1/2カップ |
| ● 塩、白こしょう | 少々 |
| ● しょうゆ | 大さじ1と1/2 |
ビーフンの戻し方
ボウルにビーフンを入れ、熱湯をかけて箸でほぐす。2〜3分戻したら、ごま油を加えてあえる。ビーフンが長いようなら、ハサミで適当な長さに切る。



つくり方
1 長ねぎは斜め薄切りにし、セロリは筋を引き3~4cmの長さに切ってから薄切りにする。豚肉は1.5cm幅に切る。



2 フライパンにごま油大さじ1とねぎを入れて中火にかける。豚肉を入れて炒め、紹興酒、チキンスープを加え、鍋底のうま味をこそぐようにする。アクが出てきたら取り除く。塩と白こしょうを加え、セロリを入れる。




3 戻したビーフンを加え、セロリの食感が残っているうちに火を止め、器に盛る。


ビーフンのこと

ビーフンは、米からつくった乾燥麺で、主に中国南部や台湾、ベトナムやシンガポールなど東南アジアで広く食べられています。米粉に水を加えて練り、細長くして蒸した後に乾燥させます。保存性が高く、戻して炒め物やスープに利用します。
小麦粉の麺に比べて、あっさりとした味わいが特徴です。野菜や肉、海鮮と相性がよく、幅広く親しまれています。消化もよいため胃にやさしい食品としても知られています。
新竹ビーフンは台湾の新竹という地域のビーフン。新竹は米粉の産地で、台湾産ビーフンの代名詞となっています。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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