オムレツビーフンのつくり方

ナンプラーを加えた酢につけて食べてもおいしい。
材料(2~3人分)

| ● ビーフン | 150g |
| ● 熱湯 | 適量 |
| ● ごま油 | 適量 |
| ● 芝えび | 80g |
| ● 片栗粉 | 適量 |
| ● 酒 | 大さじ1 |
| ● 絹さや | 8枚 |
| ● ナンプラー | 大さじ1 |
| ● 卵 | 2個 |
| ● 片栗粉 | 小さじ1 |
| ● 酒 | 大さじ1 |
| ● 米油 | 大さじ1 |
| ● 塩、白こしょう | 適量 |
ビーフンの戻し方
ボウルにビーフンを入れ、熱湯をかけて箸でほぐす。2〜3分戻したら、ごま油を加えてあえる。


つくり方
1 えびに片栗粉まぶした後、水で流し、ざるに上げる。粗みじんにして、器に移し、酒を加えてあえる。

2 絹さやはへたと、めしべを取って、斜め薄切りにする。

3 ボウルに片栗粉、酒、卵を入れてよくほぐしておく。

4 戻したビーフンは3cmくらいの長さに切る。

5 フライパンに米油をなじませ、あたたまったら1のえびを入れ、塩少々を加えて炒める。えびの色が変わってきたら4のビーフン、2の絹さやを加える。こしょうをして味をみる。


6 ナンプラーを加え、さらに炒め10cmくらいの円形に広げる。この上に3の卵液をゆっくり回し入れ、軽く混ぜ、弱火にし、ふたをして火を通す。ときどきビーフンを広げて卵液をなじませる。


7 フライ返しで返す。この時いっぺんに返さずフライ返しにのる分ずつ返すとよい。半熟に火が通ったところで火を止め、器に盛る。


ビーフンのこと

ビーフンは、米からつくった乾燥麺で、主に中国南部や台湾、ベトナムやシンガポールなど東南アジアで広く食べられています。米粉に水を加えて練り、細長くして蒸した後に乾燥させます。保存性が高く、戻して炒め物やスープに利用します。
小麦粉の麺に比べて、あっさりとした味わいが特徴です。野菜や肉、海鮮と相性がよく、幅広く親しまれています。消化もよいため胃にやさしい食品としても知られています。
新竹ビーフンは台湾の新竹という地域のビーフン。新竹は米粉の産地で、台湾産ビーフンの代名詞となっています。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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