• 60代を迎えた料理応援家の本多理恵子さん。子どもも大きくなり、ひとりの時間も増えたといいます。ひとり時間は自分だけの時間。自分を甘やかしながら、うまく手を抜き、息を抜き、無理なく、ちょうどよくでいきましょう。心と体が元気でいるための、食や暮らしにまつわるエッセイ。今回は、シャキシャキ食感がやみつきになる「れんこん味噌マヨサラダ」のお話です。

    旬のれんこんは甘味も栄養もたっぷり!

    画像1: 旬のれんこんは甘味も栄養もたっぷり!

    秋から冬にかけて旬をむかえるれんこんは、甘さとねっとりした食感が増します。ぜひ栄養がある皮ごと使ってみてください。

    今回ご紹介するレシピは、皮付きのままのれんこんを切り、さっとゆでて味付けすれば完成します。れんこんが大きければ半分に切ってください。

    画像: れんこんは皮つきのままで

    れんこんは皮つきのままで

    味付けはマヨネーズと味噌がメインでシンプルに。

    すりごまを加えることで香りが豊かになりますが、使うごまは、白ごまでも黒ごまでもどちらもおすすめです。水分を吸って全体をよくまとめてくれる役割もあるので、たっぷりと使いましょう。

    画像2: 旬のれんこんは甘味も栄養もたっぷり!

    鍋に酢水を用意して、切ったれんこんを2~3分漬けた後に水気を切り、その鍋にひたひたの水を入れて中火にかけます。こうすることで、ボウルやザルは必要なく、調理器具は鍋だけですみます。

    軽くゆでたら水っぽくならないように、よく水気をよく切ってからあえましょう。使う味噌によって味が薄く感じる場合は、味噌を追加するか、しょうゆを少量加えてみてください。

    今回はシンプルにれんこんだけでつくりましたが、ごぼうやにんじんなどの根菜でも、同じように薄くスライスしてつくってみるのもおもしろいと思います。

    また、ツナ缶やハムを加えればさらにボリュームアップ。いろんなアレンジで、普段の副菜はもちろん、お弁当にも活躍しそうですね。

    「れんこん味噌マヨサラダ」のつくり方

    画像: 「れんこん味噌マヨサラダ」のつくり方

    材料(2人分)

    ● れんこん150g(大きめ一節)
    ● かいわれ大根1/4パック
    A
    ・マヨネーズ大さじ2
    ・すりごま大さじ2
    ・味噌小さじ1
    ・砂糖小さじ1
    ・塩小さじ1/4
    画像: 材料(2人分)

    つくり方

     れんこんはスライスして酢水(水500mLに酢小さじ1程度)に5分ほどつけてからザルにあげておく。

    画像: つくり方

     鍋に、れんこんとひたるくらいの水を入れて中火で沸騰させたら、1分ほど湯がく。

     ザルにあげて水気を切り、Aをからめてから、かいわれを加えて全体をあえる。



    本多理恵子(ほんだ・りえこ)
    料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。

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    ● ブログ:https://ameblo.jp/caferietta/

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