まるで焼き鳥のよう!こんにゃくでつくる「ヘルシーおつまみ」
こんにゃくを使って、ちょっと変わった"おつまみ”をご紹介します。
薄めに切ったこんにゃくをフライパンで炒めて、味つけをしてから串にさします。一見手間がかかるように見えますが、見た目や食感は思っている以上に味を左右します。目先が変わったおつまみは気分も盛り上がるので、ぜひ挑戦してみてください。
味つけは、市販の「焼き肉のたれ」を使うので失敗がありません。こんにゃく自体に味がないので、焼き肉のたれとバターで少し濃いめの味つけに仕上げるのがポイントです。

焼肉のたれとバターで間違いなしのおいしさ
焦げつきやすいので調味料を入れたら、さっとからめる程度で火を切りましょう。その後は手で触れられるくらいまで冷ましてから、串に刺していきます。
こんにゃくが波打つように1.5cmくらいの間隔で串を刺していきます。こんにゃくを薄めに切ると刺しやすいのですが、逆に薄すぎると炒めたときに破けてしまうので、厚さは3~4mmが目安です。

こんにゃくは3~4mmに切るのがおすすめ
こんにゃくの長さにもよりますが、ひと切れかふた切れを刺して、焼き鳥のような見た目になれば完成です。串をもってダイナミックにいただくと、まるで焼き鳥を食べているような感覚になります。
カロリーも控えめなので、秋の夜長の晩酌タイムにぴったりのヘルシーおつまみです。七味とうがらしやブラックペッパーをかけていただきましょう。もちろん串に刺すのが面倒なときはそのままどうぞ。

もちろんそのままでもおいしくいただけます
「こんにゃくの串焼き」のつくり方

材料(6本分)
● こんにゃく | 130g相当(3~4mmの厚さに切る) |
● 焼肉のタレ | 大さじ1 |
● にんにく | 1/2かけ(スライス) |
● バター | 小さじ1 |
● ブラックペッパー | 適量 |

つくり方
1 こんにゃくを薄く切ってフライパンに並べたら中火で加熱する。
2 表面が乾いて薄く焼き色がついたら、反対側も同じように焼く。
3 にんにくと焼き肉のたれを加えて全体を混ぜ、バターを加えたら火を切ってからめる。

4 そのまま少し冷ましたら、こんにゃくを波打つように串にさしていく。

本多理恵子(ほんだ・りえこ)
料理応援家。1冊目の著書『料理が苦痛だ』(自由国民社)で2018年料理本大賞エッセイ部門を受賞。鎌倉のアトリエで「見るだけ料理教室」を主宰し、全国から累計13000人以上が参加する人気料理教室に(現在は場所が移転)。「ときには料理をやめていい」「面倒なことはしない」と、料理をメンタル面からサポートする考え方が人気を集め、各種メディアにも多く出演。著書に『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ 』(KADOKAWA)、『おもてなしが疲れる: いつもの料理で人を招く』(平凡社)、『めんどくさいがなくなる「明日ラク」レシピ!』(清流出版)、『ごはんづくりの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)、『50歳からのひとりごはん』(集英社)などがある。
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