れんこん汁 すり流しのつくり方

白味噌を加えて、ほんのり甘く仕上げる。
材料(つくりやすい分量)

| ● れんこん(すりおろし用) | 200g |
| ● れんこん(みじん切り用) | 100g |
| ● だし汁 | 4カップ |
| ● 白味噌 | 1/2カップ |
| ● 酒 | 大さじ2 |
| ● 薄口しょうゆ | 小さじ1 |
| ● 一味とうがらし(お好みで) | 適宜 |
つくり方
1 れんこん(200g)は上下を切り落とし、皮ごと繊維を断ち切るようにすり下ろす。


2 別の鍋に酒、白味噌を入れて溶き、弱火で5分ほど沸騰させないように加熱する。
3 れんこん(100g)は皮をむき5mm幅に切ってから、粗みじん切りにする。

4 土鍋にだし汁を沸かし、2を加え軽く混ぜ、すりおろした1のれんこんを加えさらによく混ぜる。3のれんこんを加え、ふたをせずに5分ほど煮る。


5 薄口しょうゆを加え、火を止めて、器に盛る。好みで一味とうがらしを添える。


Point
白味噌は火を入れれば入れるほどうま味が立つので、焦がさないよう煮るとよい。
れんこんのこと

しゃきしゃきとした歯ざわりとほのかな甘みが魅力の根菜。切り方や火の通し方で食感が変わり、料理のアクセントにもぴったりです。ビタミンCや食物繊維が豊富で、風邪予防や腸の調子を整える効果も。きんぴらや天ぷら、煮物、サラダなど、和洋問わず幅広く使えるれんこん。穴のあいた姿が「見通しのよい未来」を象徴し、お祝い料理にもよく登場する、縁起のよい食材です。
〈料理/松田美智子 撮影/山田 耕司〉

松田美智子(まつだ・みちこ)
日本料理をベースにした家庭料理の教室を1993年より主宰。鎌倉で育った子ども時代から身近だった保存食づくりを基本に、いまの時代に無理なく楽しめる季節の仕事を提案。著書に『65歳からの食事革命 』(文化出版局) amazonで見る など。
インスタグラム:松田美智子@michiko_matsuda/自在道具@jizai_dougu
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