• 若々しさや健康を保つうえで、積極的にとりたいタンパク質。料理家飛田和緒さんも、ここ最近は筋肉をつけるために意識的にとっているのだそう。そんな飛田さんが「手軽にタンパク質を取り入れるためにおすすめ」と提案するのがタンパク質がとれるスープ。今回は、飛田さんのスープレシピの中から、タンパク質が豊富なまぐろを使った「ねぎま鍋」のつくり方を紹介します。

    タンパク質も野菜もとれる
    ねぎま鍋のつくり方

    長ねぎは焼くと香ばしさが出ます。まぐろはさっと火が入る程度で。

    画像: タンパク質も野菜もとれる ねぎま鍋のつくり方

    タンパク質 15.5g

    材料(3~4人分)

    ● まぐろ(刺身用)1さく(200g)
    ● 長ねぎ1本
    ● しょうが(せん切り)1かけ分
    ● だし(昆布だしを使用)500mL
    ● 塩適量
    ● すだち適宜

    つくり方

     まぐろは水けを拭き取り、塩ふたつまみを両面によくなじませる。30分ほどおいて水けを拭き取り、1.5cm幅くらいに切る。

     長ねぎは4cm長さに切る。油をひかずにフライパンで香ばしく焼く。

    Point
    ねぎを焼きつけて、甘みを引き出し、香ばしいうま味をプラスする。

     鍋にだしを入れて火にかけ、煮立ったら、、しょうがを加える。味をみてから塩少々で味を控えめにととのえる。各自好みですだちを搾る。

    〈撮影/宮濱祐美子 スタイリング/花沢理恵〉

    ※本記事は『このひと皿でたんぱく質も野菜もとれる からだ思いの快福スープ』(ナツメ社)からの抜粋です。

    『このひと皿でたんぱく質も野菜もとれる からだ思いの快福スープ』(飛田和緒・著/ナツメ社・刊)

    画像: シンプルでとびきりおいしい「ねぎま鍋」のつくり方。ねぎの“香ばしいうま味と甘味”を楽しむごちそう鍋/料理家・飛田和緒さん

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    ◆一皿でタンパク質も野菜もとれる、心と体が満ちる「快福スープ」を食卓に◆

    年を重ねるごとに表れる体の変化と向き合うため、日々の食事でタンパク質をとるように意識しているという飛田さん。

    無理なくタンパク質をとる方法として、朝昼晩の食事に、タンパク質食材を使ったスープを取り入れています。

    本書では、日々の食事に手軽に取り入れられる、タンパク質も野菜もとれるスープレシピを紹介。

    朝はさっと煮るだけ、昼は肉や魚も加えてボリューム満点、夜はがんばった自分へのごほうびにと、暮らしに寄り添う一皿です。

    【もくじ】
    ・大人のたんぱく質のとり方
    ・不足しがちなたんぱく質と野菜の重要性
    ・心と体が満ちるスープを毎日の習慣に
    ・だしにひと手間かけるだけ
    ・スープベースになるだしのこと
    ●Part1 軽くさっと煮て作る朝スープ
    ・豆腐・厚揚げ×野菜スープ
    ・卵×野菜スープ
    ・豆×野菜スープ
    ・豆乳スープ
    ・練り物×野菜スープ
    ・乳製品×野菜スープ
    ● Part2 肉と魚・野菜たっぷり昼スープ
    ・肉×野菜スープ
    ・魚介×野菜スープ
    ・これ一品でOKなスープ
    ● Part3 疲れて帰ってきた日の夜スープ
    ・具沢山スープ
    ・鍋スープ
    ・胃腸を癒す明日の活力スープ
    ● Column
    ・スープ作りにあると便利な冷凍ストック
    ・みそ汁にちょい足し的なたんぱく質を
    ・スープ作りの道具たち
    ・スープ+αでたんぱく質アップ! おにぎり&パンレシピ
    ・たんぱく質の多い穀類のすすめ


    飛田和緒(ひだ・かずを)
    料理家。東京生まれ。高校三年間を長野で過ごす。結婚後に料理の仕事をスタートし、雑誌やテレビ、書籍でレシピを提案している。現在、娘は進学で独立し、海辺の街に夫と二人暮らし。無理なく楽しんでつくれる家庭料理や保存食をつくりつづけている。幼い頃、おみそ汁のだし用にかつお節を削るのがお手伝いだった。それもあってか、どんな献立でもおみそ汁つきの食卓だった。汁物・スープが大好き。いまは、水だしを欠かさず冷蔵庫につくりおき、汁物・スープづくりをしている。



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