「チキンマカロニグラタン」のつくり方

髙山さんが学生のころ、地元の大分県で食べていた味。

「シチューは家で出てきても、グラタンが出ることはなかったので」

材料（2人分）

つくり方

１　ホワイトソースをつくる。鍋にバターを入れて中火にかける。バターが溶けてきたら薄力粉をふり入れ、弱めの中火で木べらで絶えず混ぜながら1～2分炒める（粉っぽい状態がサラサラになるのが目安）。牛乳を3回に分けて加え、その都度よく混ぜる。

２　強火にして、塩、こしょうを加え、泡立て器で絶えず混ぜながらゆるいとろみがつくまで1分ほど煮る。

３　グラタンの具材をつくる。玉ねぎは縦薄切りにする。鶏肉はひと口大に切り、塩ひとつまみ、こしょう少々をふる。マッシュルームは5mm厚さに切る。鍋に湯を沸かし、マカロニをゆで始める。標準ゆで時間の1分前でざるにあげる。オーブンは230℃に予熱を始める。

４　フライパンにバターを入れ、中火にかける。玉ねぎを加え、こがさないように2分ほど炒める。しんなりしたら鶏肉を加え、色が変わったらマッシュルーム、塩、こしょう各少々を加えてさっと炒める。白ワインを回し入れ、強火にしてさっと炒める。

５　４に２のホワイトソースと３のマカロニを加え、さっと煮る（マカロニの穴にソースが入り、なじむ）。耐熱皿2つに入れてチーズ、パン粉を等分にふりかけ、230℃のオーブンで14分焼く。ドライパセリをふる。

＜料理／髙山かづえ　撮影／大沼ショージ　スタイリング／駒井京子＞

髙山かづえ（たかやま・かづえ）
料理研究家。雑誌や書籍、広告などで活躍中。著書に『あるもので「もう1品」作れるようになる 一生ものの副菜」（KADOKAWA）、『純喫茶レシピ』（誠文堂新光社）など多数。インスタグラム＠kazuetakayama

※記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです