(『伝え方ひとつで変わる わたしの毎日』より)
「この人が言うと納得感ある!」そんな伝えかたって?
「な〜んか、この人が言うと、スッと納得しちゃう」そんなふうに思わせる人が、まわりにいます。
同じ内容を話しているのに、なぜか納得感のあるAさんと、なぜか引っかかるBさん。そのふたりの違いを考えてみると……?
Aさんは、目線をそらさず「〜だと思います!」と言い切り、姿勢もよく、自信がありそう!
Bさんは、資料を見たまま、「〜だと思うんですけど……」と語尾があいまい。こちらがだんだん不安になってきます。
もちろん、準備して内容を考えることは大切。でもわたしの体感では、中身が6割、伝えかたや雰囲気が4割くらい大事!という比率なんじゃないかと思うんです。

わたしは、ほぼ毎週Instagramの生放送(=インスタライブ)で30分ほど、自社の新商品について情報をお届けしています。
もしわたしがカメラに目線を合わさず、小さな声で「これ、素材が○○なんですけど……」なんて言ったらお客様を不安にさせてしまうし、どなたもお求めくださらないですよね。
でも、「この素材、ここがいいです!」とカメラに目線を合わせて、自信を持って伝えることで、お客様に信頼していただけると思うんです。
このように言うと、「そもそも自信がないから、自信を持って伝えることが難しい」という声が聞こえてきそうです。
でも大丈夫。自信がなくても“あるように見せる”、これがとっても大事なんです。つまり、「形から入る」ということ!
•お腹をきゅっとへこませて姿勢よく
•お相手に目線を合わせる
•ゆっくり、大きな声ではっきりと
•大事なことは2回繰り返して伝える
わたしの会社でも、事前にきちんと調べて自分なりにすごく理解し、内容を深められているのに、発言の場になると、自信がないように見えてしまうスタッフがいます。もったいない〜〜!
ほんのちょっと、形から意識してみる。練習あるのみ! です。
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納得感のある文章も、同じく形から。「……」を多用せず、言い切りで自信を見せよう!
本記事は『伝え方ひとつで変わる わたしの毎日』(大和書房)からの抜粋です
〈撮影/仲尾知泰〉
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仕事も人間関係もラクになる、もっと伝わる「伝え方」
・やりたいこと、言いたいことを上司にうまく伝えられない
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そんな悩みをもつ方のために、OURHOME主宰、暮らしと仕事を楽しむ発信で大人気のEmiさんが実践する「伝え方」を1冊にまとめました。気持ちが相手にスッと届いて、人生が見違える伝え方、今日から実践したくなる82個のコツです。
Emi(えみ)
暮らしとオリジナルウェアの店「OURHOME」主宰。48名のスタッフと共に兵庫県西宮で運営。雑誌連載、企業との共同開発、レッスン開催など多方面で活躍。音声メディアで届ける「OURHOME 暮らす働く“ちょうどいい”ラジオ」では、暮らしや子育て、働きかたの悩み相談などを通じてリスナーに寄り添う。SNS総フォロワー31万人。『暮らす働く、もっと明るいほうへ。気持ちを切り替えるヒント39』『今日から変わる わたしの24時間』(ともに大和書房)など著書21冊、累計66万部。2009年生まれの双子の母。
インスタグラム:@emi.ourhome

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